芸術の秋
ジャコメッティ展を見に、佐倉市の川村記念美術館に行ってきました。
でも実は私、ジャコメッティはあまり好きじゃないです。今回は嫁さんが見たいというので常設展の絵を見に行くつもりで行ってきました。芸術の秋だしね(笑)
今回のジャコメッティ展は日本人哲学者 矢内原伊作との交流、そして彼をモデルにした作品にスポットを当てた展示だったのですが、どうもやっぱりあの針金に肉づけしたような彫像はあまり好きになれないです。
で、特別展は予定通りサーと見て、常設の展示をゆっくり見てきました。
ジャコメッティ展を見に、佐倉市の川村記念美術館に行ってきました。
でも実は私、ジャコメッティはあまり好きじゃないです。今回は嫁さんが見たいというので常設展の絵を見に行くつもりで行ってきました。芸術の秋だしね(笑)
今回のジャコメッティ展は日本人哲学者 矢内原伊作との交流、そして彼をモデルにした作品にスポットを当てた展示だったのですが、どうもやっぱりあの針金に肉づけしたような彫像はあまり好きになれないです。
で、特別展は予定通りサーと見て、常設の展示をゆっくり見てきました。
昨日、PMPの試験終了後に気になっていた、東京美術倶楽部 創立100周年記念 「大いなる遺産 美の伝統展」に行ってきました。
そもそもこの展示を知るまで東京美術倶楽部なんて存在は知らなかったのですが、NIKKEIBPの記事やHPを見ると、「我が国の優れた美術品の保存・活用ならびに美術に対する正しい認識と理解の普及を図ることを目的」として、有力美術商の任意団体、まあ今で言うNPO法人のようなもののようですね。
今回の展示は、それら有力美術商が実際に取り扱った美術品の中から、選りすぐりの美術品を100周年事業として展示しているのです。
その中には国宝や、個人所蔵!のモノで普段、美術館で見れないものも含まれています。これは見に行かないワケにはいきません。
というワケで昨日、行ってきました。
先日の日曜日、雨の中、国立近代美術館で開催されていた琳派 RIMPA展に行ってきました。
この企画展は前から行きたかったのですが、気が付いたら会期も終わり...マリンスタジアムばっかり行っていたからですね(笑)。慌てて最終日に駆け込みました。
案の定、激混み。
もともと人気がありそうな企画展の上に最終日、混むワケです。その上国立近代美術館の企画展スペースはもともと狭い。そしてトドメを刺すように、入り口近くに人気のあるものをどーんと置いているからちっとも進まん!
佐倉市立美術館に「リートフェルトの色とかたち」展を見にいってきました。
佐倉市立美術館は、どちらかというとギャラリーに近い規模の小規模の美術館です。でも入館無料、駐車場無料が嬉しいですね。
先週末、由比町へ桜えびを食べに行った際、ついでに東海道広重美術館を覗いてきました。
東海道広重美術館は数ある広重関係の美術館の中で「歌川広重の作品を一堂に収蔵展示する世界で最初の美術館」だそうです。
そういえば私は昔、この人のこと歌川広重というより、安藤広重と教わった気がしますが、どちらの呼び方が一般的なのですかね?まあどうでもいいんですけど...
行った時の展示は、歌川広重・豊国・国芳による「東海道五十三対」でした。広重の東海道の浮世絵といってもたくさん種類があるんですね。東海道五十三次だけかと思ってました。私が良く行く千葉市美術館は、浮世絵版画も収集してますがどちらかというと役者絵が多く、風景画はあまりないんですよね。たっぷりと風景画の浮世絵、堪能できました。
またここでは浮世絵の作成過程毎の刷り上り状態の展示があって、版を重ねることに色鮮やかになっていく様子が分かりやすく展示してあります。それを見ると摺り師の仕事も結構重要なのが実感できます。
そして最後に美術館のロビーではゴム版による版画の多重摺りを体験できるようになってます。
千葉市美術館へ浮世絵花盛りを見に行ってきました。渓斎英泉(けいさいえいせん)の浮世絵を中心とした第一部と寺島文化会館コレクションを中心とした肉筆浮世絵の第二部とに分かれてます。
栄泉の浮世絵は一枚の版画の中に、いわゆる美人画とそのうしろに小さく江戸の名所の様子を描いた小さなものがほとんどです。今でいう所の週刊誌のようなものだったんだろうな、って思わせます。今の週刊誌も300年後には...そんなことは無いか。
浮世絵がヨーロッパでジャポニズムを引き起こし、いろいろな作家に影響を与えたという話は有名ですが、ここでもゴッホが模写をしたという元の花魁の絵とゴッホの模写のレプリカとが飾ってありました。
そのほかに気にいったのは「後朝の別れ」。これは朝、遊郭の遊女がひいきの旦那に羽織を着せようとしえいる様子を描いたもの。旦那は絵の中には登場せず、遊女だけを描いてます。なんかせつなくていいなぁと感じました。
第二部では肉筆浮世絵だけあって、どれも色合いがキレイです。300年ほど前のものとは思えないほど。肉筆になると茄子や芋を描いた北斎の静物画もあって、こんなのもあるんだ、と認識を新たにしました。ここで気に入ったのは伝河鍋暁斎の「絵手本習作」。これは明治の作品ですがねずみや猫がユーモラスにかかれていて、ほほえましいものでした。