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工作船

 船の科学館へ、例の工作船を見に行ってきました。


扉の前の花は祖国を信じ、祖国の為に亡くなったった乗組員に捧げられた花です

 約2年前、巡視船の停船命令に従わず機関銃(?)で攻撃を仕掛けてきた挙句、自沈した「あの国」の船です。いうまでもなく日本は島国ですから、船さえあればどこからでもやって来れます。が、この船自体は、一目みれば通常の船とは言えないことがわかります。

無論、実際にこの船が航行していた時は、小型船や対空機関砲をその中に隠していたわけですから、ぱっと見ではわからないでしょう。でもこうして引き上げられたものを見ると、この船が”拉致”だの"覚せい剤"だのに、関連してたであろうことは、容易に想像がつきます。

 船体は海底に沈んでいただけあって、錆が目立ち、古く感じます。にしても、第二会場にあった船の中の品々は、いわゆるスパイ活動を想像していた私にとって、一世代も二世代も前の旧式のもののように感じました。(むろん途中で最新のものは破棄したのかもしれませんが)。 

 あの国も最近はいよいよ行き詰ってきたようですので、無茶なことをしなければいいんですけど...。

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2003年08月10日 22:53に投稿されたエントリのページです。

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