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2003年09月 アーカイブ

2003年09月06日

ようやく

仕事が一段落して、ようやくひと息。

厳密にいうとまだ忙しいのは確かだけど、
抱えてた仕事の一部が手離れしたんで、
いろいろ考える余裕ができました。

このHPの書き込みもぼちぼちと復活ってトコ

2003年09月07日

連載小説

仕事が忙しくなる前の、お盆に何冊か本を読みました。

そのうちの二冊が「夏みかんの午後」と「じーさん武勇伝」。前者は芸文社の「CittA」、後者は「小説現代」に掲載されたもの。2つの雑誌とも読んだことはないのですが、読者層が若い女性と若干年齢層が高そうな男性層と勝手に推測してます。

というのもこの二冊、かるーく読める小説なのですが内容はタイトルから想像されるとおりのそのままんま。
 「夏みかんの午後」は、葉山で暮らし始めたフードスタイリストのちょいと洒落た生活に恋愛を絡めたいかにもトレンディー(ちょいと死語か)な話。
 「じーさん武勇伝」は南の海を縦横無尽に駆け巡り、若い嫁さんをもらい、沈没船の財宝まで引き上げてしまうというスーパー爺さんの話。こんな爺さんいるかっ!て感じのスーパーじじい
 それぞれの雑誌の読者の夢ものがたり(と勝手に想像してるけどあってるのだろうか?)をまんま小説にした感じです。
別に悪い意味でなく、かるく楽しみながら読めます。(きびしく言えばそれだけで、あとになにも残らないけど...)

そういえば、「夏みかんの午後」は装丁が結構いいです。

夏みかんの午後

著者 永井 宏
ジャンル 小説
出版 サンライト・ラボ
141ページ
530円


じーさん武勇伝

著者 竹内 真
ジャンル 小説
出版 講談社
242ページ
1,700円

2003年09月10日

だだちゃ豆

夏はやっぱり、枝豆にビールでしょ!

ってもう夏も終わりというか、夏がなかった気がしますが...
だだちゃ豆という枝豆、知ってますか?
山形の枝豆なんですが、これがまた旨いんです。(値段も普通の枝豆の3倍くらいしますが)

旬の時期、8月くらいしか出回らないんですが、今年は冷夏の影響か最近スーパーで売ってました。冷凍の枝豆と、生のを茹でた枝豆とはぜんぜん違いますが、それ以上に普通の枝豆とだだちゃ豆は違います。是非見かけたら買ってみてください。お勧めです。

そういえば大豆を生で食べるのって日本くらいみたいです。
むしろ家畜の飼料として育てているみたいです。海外で生活している日本人は大豆畑があっても、ビールに枝豆は夢の世界だそうです。(八百屋に売ってないので、枝豆泥棒しない限りは...)

2003年09月11日

世界の中心で、愛を叫ぶ

なんてタイトル...

 30過ぎのオヂさんが買うには、いや普通のOLでもこっぱずかしいに違いない。救いは装丁の中でタイトルの字が小さく目立たないところかな?

 中身はタイトル通り恋人を亡くした高校生の物語という陳腐な設定ですが...すごく良いです。今まで読んだラブストーリーの中で1,2を争うって感じかな(村上春樹の「国境の南、太陽の西」と競います)。

 本屋で何気なく手にとって、数ページを読んだだけで引き込まれて買ってしまいました。彼女を亡くした喪失感が、彼女と過ごした日々が、お構いなしに流れていく日常の中でくっきりと浮かびあがります。
どちらかというと速読するタイプなんですが、じっくりと染み入るように読みました(といっても2日で読んじゃいましたが...)。主人公だけでなく祖父の恋も絡めていろいろ考えさせられるところもあり、何回も読み返しそうです。

 初版は一昨年の四月なんですが、最近ベストセラーとなっているようです。私が買った本が第十五刷で発行が今年の九月二十日(おいおい来週だよ)。大きい本屋の売り上げランキングにも10位以内にはランキングしているし、来年の映画化も予定されてます。読んで損はない一冊です。

でも、タイトルが恥ずかしいなぁ。
なにもこんな大上段なタイトルつける理由もないのに...

世界の中心で、愛を叫ぶ

片山 恭一 著
ジャンル 小説
発行 小学館
四六版 210ページ
価格 1,400円+税

2003年09月14日

世界都市展

六本木ヒルズに世界都市展を見にいってきました。

 はじめ開催場所がよくわからなかったんですが、要は「東京シティビュー」っていう展望台の一部がギャラリーになっていて、そこでやってたました。
つまり展望台のおまけ。

 雑誌だか新聞だかで世界の都市の模型、しかも通常の模型に航空写真を組み合わせているというのを聞いて、「面白そうだなぁ」と思ったのですが...期待はずれでした。
凄いのは東京とニューヨークくらい。それ以外は...(シカゴなんてひどい)。
これが普通のギャラリーだったら、金返せ!!ってトコです。

 でも展望台はオススメです。その理由は

1.開放感
 天井が高く、そして天井際から床までの全面ガラス張り。左右も視界を遮る壁や柱が少ない。また展望室のガラスはホントのビルの端(向こうに下に余計なテラス状のものが無い)

2.テラス
 上にテラス上のものが無いと書きましたが、実は一部あります。そこはなんと外に出れます!無論、柵やネットは張ってありますが外気に触れられるトコって、そう無いですよね。

3.ロケーション
 六本木って東京の都心部のさらに中心なんですよね。そして若干標高が高い!そしてなによりも、周りに高いビルが少ないので360度見通しが利きます。でもやっぱりオススメは海の方角でしょうね。汐留や品川の向こうにレインボーブリッジが東京港がよく見渡せます。

4.ベンチ
 展望台の東西南北には、ぽけーっと眺められるようにベンチがありますそれもガラス際に!途中売店もありますのでコーヒー片手にゆっくりと過ごせます

5.さらに
 ホームページを見るとなんと!屋上にまで上がれるようです。(9−10月は閉鎖)。こんなトコないですよね。

ほかにも営業時間が深夜までとか、けっこう他の展望台を研究しているようですね。日没から夜景までみたらきれいだろうなぁ

ps.東京湾の方角がオススメですと書きましたが、写真を撮るなら下から上がって来たフロアの1つ上のフロアとの間に階段があるのですが、そこを登ったところにまさに撮影用の踊り場がありますよ。

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