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奥久慈

 台風一過でスカッと晴れ渡る予定だった昨日、奥久慈へ、鮎と刺身こんにゃくを食べに行ってきました。

 久慈川に沿って走る国道118号を日本三大瀑布といわれる袋田の滝を目指して北上。でも袋田の滝がある大子町には入らず、その手前の山方町家和楽にある国道沿いの食事処、その名も家和楽が目的地。

 家和楽に通いはじめて、もう10年近く。ココは鮎と刺身こんにゃくが美味しいんです。時々食べたくなって車を飛ばしてきます。鮎は囲炉裏で焼いた塩焼き、刺身こんにゃくはこれぞまさしくこんにゃくの刺身!スーパーや土産物店で売っている刺身こんにゃくはアレは何!?と思わせるほど。
 プルプル、でも決して固くなく、そしてみずみずしい味。味噌ダレがまた良いのです。鮎の塩焼き2匹と刺身こんにゃく、それに御飯に具沢山のお味噌汁とお新香がついた鮎定食(上)を十分満喫しました。

 そもそも今回のドライブは家和楽、そして食後は近くの河原でお茶しながら、うだうだと過ごす予定でしたが、天気もイマイチ。それに大体、河原が無い!台風後なんで増水して河原は水没してました。
 そこで茨城→水戸→納豆という三段論法に従い(笑)、まずは納豆を買いに山方宿へ。ここには長嶋さんもオススメの納豆屋舟納豆がありあます(ホントかな?でも店内にはそれとおぼしき記事がありました)。
 国道沿いのお店に入った瞬間、漂う納豆の香り。納豆嫌いのヒトには拷問の世界でしょう(笑)。
いろいろ試食をさせてくれるおばさんに乗せられているうちに、気がつくと納豆をたんまり購入してました。まあ本当に美味しいし、また冷凍もできるみたいだしね。(納豆アイスも売ってました。ちょっと気になりつつ買えなかった...誰か食べたことある人いないかな?)

 さて土産も買ったし、次はどうしよっかー。これといっていくところが無ければ、まずは展望台へというドライブのセオリー通り、ネットで見かけた(山方町のHP)休場展望台へ。が、ちっともたどり着けず...(看板も無いのでまったくわからないのです)

 そして代わりに見つけたのが奥久慈パノラマライン。どうも袋田の滝の近くまで行く林道のようです。こいつも地図に記載がありません。でもパノラマですよ!パノラマ! とりあえず行くしかないでしょう、Go!Go!あんまり考えずに行って見ました。
 ところがこれがまた凄い道でした。全線舗装されていて1.5~2車線くらいある林道なんで走り易いのは確かなのですが、とにかく、くねくね、アップダウン。車に弱い人なら5分でげっろっぴでしょう。それにパノラマという割りには、ぜんぜん展望が開けてないし...バイカー向けかな?

 途中の峠で一休み。

 なんとまぁ、この道63億もかけているそうです。
はっきりいって税金の無駄使い。林業振興が目的なら舗装は必要無し、観光目的にしては車は無し(我々意外に走っている車はありませんでした)

 ふと見上げると奥久慈のハイキングコースとして有名な男体山が見えます(曇っているけどね)。時期的にはぜんぜん早かったのですが、シーズンには紅葉が凄く綺麗なのでしょう。

 林道を走り終えたら温泉へ。りんご風呂でのんびりと。あー極楽。これでビールが飲めればねー(車なのが残念)

 そして最後に晩御飯。奥久慈と言えばやっぱ軍鶏料理でしょう!
何度も奥久慈に通っている割には軍鶏料理を食べたことないんですよね。今度こそトライ!ということで 大子の街中をくるくると走り回って見つけたのがココ、弥満喜。適当に探して入った割には大正解でした。

 頼んだのはしゃも丼としゃもうどん。これがまた絶品でした。

 しゃも丼は濃厚な卵の黄身がなまで乗った親子丼、噛み応えのある軍鶏の肉をかむとじわっと旨みがこぼれ出ます。
 ただ、軍鶏の照り焼きと塩焼きもオーダーしたんですが、閉店間際だったせいもあって材料切れ...。悔しい!他の客の軍鶏をじゅうじゅう焼いている音と匂いが悔しさを倍増させます。リベンジせねば!

 天気は悪かったですけど、美味しいものも食べれたし、満足の一日でした。

ps.パノラマラインについては、地図が古いので乗ってないのかと思って、翌日の今日、本屋でいくつもの地図や観光ガイドを見ました。が、奥久慈パノラマラインの記載はどこにも無し... 観光ガイドはともかく、普通、林道が載っているはずの最新版の地図にすら載っていない道路とは??

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2004年10月11日 23:15に投稿されたエントリのページです。

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