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北欧旅行 Stockholm (2)

 この日は郊外のドロットニングホルム宮殿に行って気ました。
本当は船で行きたかったのですが、運行がちょうど前日まで。ガーン!泣く泣く、地下鉄とバスを乗り継いで行くことに。

 ドロットニングホルム宮殿はストックホルムの郊外のローヴェン島にあり、宮殿本体(Slot)、劇場(theater)それにチャイニーズパビリオン(Chinese pavilion)がユネスコの世界文化遺産に指定されています。北欧のヴェルサイユとも呼ばれているようです。


庭園から宮殿を望む

 宮殿の中は写真撮影禁止。そしてガイドツアーでのみ中を見ることができます。
当然、日本語のガイドなど無いので英語のツアーに参加。英語の説明もゆっくりとわかりやすく説明してくれるので、なんとなく(笑)理解できました。
 中はヴェルサイユ宮殿のような過剰なまでのキンキラキンじゃなく、シックにまとめられた感じ(それでもまだキンピカだけど)。
住みたいとは思わないけど(それに住めないし 笑)、綺麗な宮殿でした。(個人的には入り口直ぐの赤い大理石に漆喰細工が気に入りました)

ツアーが終わって、宮殿入り口傍のレストランのテラス席で軽食。
ローストビーフのサンドイッチがなかなか美味しかったです。しかしさすがテラス席、ご相伴にあずかろうと小鳥達が右へ左へ大騒ぎ。


宮殿劇場

とうとう、テーブルの上にも載って来ました。ズーズーしいというか、人馴れしていますね。

さて食事の後は劇場へ、こちらもガイドツアーのみ。

 外見はたいしたことないですが、中はさすが文化遺産は伊達じゃないよといった感じです。決して広くはなくはっきりいって狭いのですが、役者の息遣いまで聞こえそうな距離感がまたいいんですよね。
 ツアーの途中では、ツアー客から男女1名ずつが舞台裏に連れて行かれ、風の音、雷鳴の2種類の効果音を実際に出してみるデモンストレーションもありました。なんとこの劇場、いまだに使用されているそうです。素晴らしい!
こんな劇場でオペラ、コンサートなどを見たら素晴らしいでしょうね。

 劇場を出たら、今度は広大な庭園を横切りチャイニーズパビリオンへ向かいます。
途中広場に群れる鳥たちを目にしました。

 なんて鳥なんでしょうね。
結構でかいです。

チャイニーズパビリオンは受付を通ったあとは、勝手に見て回れます。
けど...ココはあまりたいしたこと無かったです。
なんかチボリ公園の建物みたい。


チャイニーズパビリオン

しかしココは庭もひろいですね。
天気があまりよくないのが残念でしたが、それでも半日を過ごしました。
天気の良い日だったら、まるまる1日のんびりとして過ごせるんだけどねぇ。

 今日もいったん、ホテルに戻って休憩。
でもその後はせっかくストックホルムカードを買ったのだからと、貧乏根性をおこして今度は市街の東のはずれにあるカクネス塔というテレビ塔に登ってきました。

 ちょうど太陽が沈み行く時間(結構遅い8時近くなんだけどね)、暮れ行く町並みをぼーっと眺めて、2日目も終わりです(本当は3日目だけど)。

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コメント (2)

ステキなところに行かれたのですね-☆
宮殿なんて、いつか行ってみたいです。
写真からも、澄んだ空気に緑があざやかさが伝わってきていいですねー。
お庭もきれいに整備されて建物ともすばらしい配置で並んでいるのでしょうね。
歴史的に古い劇場も今でも使われているなんて、すばらしいことですね。

Youyounonbiriさん、こんにちは。
庭は、いわゆるベルサイユのような西洋の庭園で(当然ですが)、宮殿前はよく判らない幾何学模様に刈り込んだ植え込みに噴水、そして銅像、その周りは広大な芝生に森林って感じでした。

私はやっぱり日本の庭、禅寺等の庭が好きです。
しかし、その歴史的建造物を死蔵することなく使っているところは本当に素晴らしいですよね。一度見てみたいと思いました。

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2005年09月27日 09:34に投稿されたエントリのページです。

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