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ひとりガサゴソ飲む夜は.../椎名 誠

 シーナさんといえば酒、そして旅行。
この本はシーナさんが、世界各地で飲んだお酒にまつわる話をまとめたエッセイ集です。
 ロシアのウマションビール、ネパールの地酒ロキシー、ベトナムのコブラ酒などなど。
ふつうの人には飲める機会も無いであろうお酒の話題がいっぱいです。

 お酒だけではありません。
いろんな酒に合わせる肴も、これまたいろんなものがあります。
ベトナムの長さ10cmくらいの蜘蛛の唐揚げ、有明海で食べられるというワケノシンノスケ(いそぎんちゃく)やオーストラリアのトカゲ焼きなど興味をそそられるものから、コノワタなどの日本酒に合いそうな正統派まで。つまみにしてみたいと思うものばかりではありませんが、ちと怖いもの見たさでついつい、じっくりよんでしまいます。

 それにお酒にはつきものの、酔い、二日酔いの話もあります。
メキシコシティで飲んだテキーラによる悲劇、ウオトカのカポン攻撃で腰を抜かした話など、お酒の種類やその土地の飲み方によって大変な目にあっているようです。(まっ、それが酒飲みなんですけどね)

 酒飲みにも、下戸の方にも楽しめると思いますよ。

ひとりガサゴソ飲む夜は...

著 者 椎名 誠
ジャンル エッセイ
出版社 角川書店
四六版 271ページ
価 格 1,260円

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コメント (2)

Nemo:

こんばんわ♪
実はお酒大好きなので、とっても興味深く拝見しました。
ご当地のお酒には、ご当地の食べ物があうって言いますけど、クモはちょっと辛いかも、、、。
私も、大変な目にも時々あいつつ、でも
それ以上に、楽しい思いや、意外な一面、
美味しい料理にも出会えたので、この本にも
ぜひ出会ってみたいな~と思いました!

yomikaki:

Nemoさん、こんにちは。
 やっぱりトカゲの焼いたのはOKでも、蜘蛛のから揚げはチトかんべん、って感じですよね。

 上に書いた以外にも、その国の呑み方やお酒の造り方とか面白いですよ。
機会があったら読んでみて下さい。

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2006年02月23日 07:50に投稿されたエントリのページです。

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