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オランウータン

 前回もそうですが、今回の旅行も基本的にはのーんびり過ごすのが目的。
ですので街中をウロウロしたり、オプショナルツアーで出かけたりはしません。

 唯一アクティビティに申し込んだのがオランウータンウォッチング。
実は今回、滞在先をネクサスリゾートからシャングリラ・ラサリアに変更したのは、 オランウータンウォッチングが目的だったといっても過言じゃありません。

 なぜならシャングリラ・ラサリアリゾートの敷地内にはオランウータンの保護施設があるのです。ここじゃなんらかの理由により、 孤児となってしまったオランウータンを保護していて、その様子を見学することができます。

 事前に調べたところ、そのオランウータンウォッチングは時折定員が埋まってしまうほど人気だそうですが、 ラサリアの宿泊客は優先的に見学できるとの話のせいか、すんなりと予約することができました。

 当日は簡単なガイダンスを受けた後、保護区の中へと入っていきます

 鬱蒼と茂るジャングルの中を5~10分ほど歩いていくと、ジャングルを切り開いたところに到着しました。

 レンジャーの人が木を叩いて合図を送るとオランウータンの子供たちが集まってきました。

地上はのそりのそりと歩いていますが、ロープを伝わっていく様子はまさに「森の人」。

しかし...それにしても、かわいい!

 子供だからというのもあるのでしょうね。
ちょっと憂いを含んだつぶらな瞳と愛らしい表情がなんともたまりません。

老若男女、オーストラリア人もイタリア人も、中国人も日本人も、みーんなオランウータンに夢中です。カメラを構えたり、 うっとりと見つめたり...

やがてオランウータンの子供たちは森の中に帰っていきました。

 枝から枝に移る時のガサガサという音がだんだんと遠くなり、揺れる枝が見えなくなって、すっかり姿を消しました。

 オランウータンに心を奪われてしまった40分間でした。


オランウータンのごはん

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2008年02月27日 07:36に投稿されたエントリのページです。

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