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パーク・ライフ

ご存じ、芥川賞受賞作。

本屋でぱらぱらめくり面白そうだけど、
自腹で購入までして読みたいと思えなかった。

図書館で借りようと思ったら、案の定予約だらけ。
しばらくほっておいたら、図書館の順番待ちは解消されたみたい。
こないだ近所の図書館で検索機でみたら、
閉架書庫にありました。(でもなんで閉架なんだろ)

非常に軽い(さっと読める)本なので
読み始めたらあっという間に読了。

”他人だから恋が始まる”ってコピーだけど、
恋までたどりつかない...。
今時の人間関係をさらりとつづってます。
ほんとにさらりと。
だからなんなのって感じで、頭に残らない。
きっと1ヶ月も立てば内容はすっかり忘れるでしょう。

と、そう思ってたんだけど、さっき読み直したら、
文体が軽いのは軽いんだけど、公園でのぼけーとしてるときの
とりとめのない頭の中の考えや公園の中の様子が生き生き描写されて
なかなか、いいかもしれない。

もしかすると主人公は人間じゃなく日比谷公園かもしれない。
脇役は駒沢公園ね。

最近、天気が悪いけど梅雨が明けたら、近所の大きい公園に言ってみよう。

パーク・ライフ
吉田 修一 著
ジャンル 小説/もう一篇 "flowers"を同時収録
出版 文芸春秋
四六判 184ページ
価格 1,238円(+税)

7/5読了,7/18二度目の読了

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2003年07月18日 12:56に投稿されたエントリのページです。

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