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蹴りたい背中

 珍しく、色々な文学賞とかの受賞やノミネート前に読んでいた本です。
といってもザウルスのブンコビューアーなんで、いわゆる電子書籍として読みました。だもんでひょっとしたら、感想は紙の本と違うかも知れません。
 高校に入学して仲のいい友達もできた頃、クラスメートから浮いてる私(ハツ)と にな川。ひょんなことからよく話をするようになったけど、にな川はミョーでオタク。思わず蹴りを入れたくなる。友達のつもりはないし、当然恋人ってわけでもない 微妙な関係。
 ハッキリいって盛り上がりもないし、どってこと無い話です。読んだのは昨年だけど、読んだことを忘れてたぐらい。でもこの微妙な関係ってヤツは書くのもそうだし、読んで共感するのも年代が限られるかもね。(オヂさんにはもうわからないかも...淋しい)


蹴りたい背中<芥川賞受賞作品>
綿矢りさ 著
ジャンル:小説
ザウルスセレクト文庫
300kB
価格:670円

普通の書籍バージョンは

蹴りたい背中<芥川賞受賞作品>
綿矢りさ 著
出版 河出書房新社
142ページ 四六版
価格 1,000円

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コメント (8)

天唾:

読書発電所?私の家の近くにあります。
祖父が建設に参加しました。重文指定です。
私も、北海道から九州までの火力、原子力
発電所の設計をしました。これは、どういう
ホームページ?電気主任技術者の申請
書類作成のために調べ物をしていたらぶつ
かりました。
ついでなので宣伝。大正時代に作られた読書
発電所は、パルテノン神殿を想起させる美しい
水力発電所です。福沢諭吉の娘ムコ(養嫡子)
福沢桃介によって作られました。この人
、関西電力の創業者で、電力王といわれてい
ます。この人の片腕が映画「金環食」にでてく
る政財界の大物「伊豆の老人」です。きっと祖
父とも知りあいだったろうと思うとわくわくしま
す。ちょっと自慢。一昨年、初めて書いたエッ
セイが優秀賞に選ばれ長島一茂のコメント帯
がついて出版されました。また、去年大阪工
芸展で拭きうるし盛器が入選しましたので、名
刺には、サラリーマン兼芸術家兼作家といれ
たいところですが、ぐっとがまんしています。
では、では。

天唾さん、こんにちは。
HPの名前は、天唾さんのご指摘の通り近代建築設備として重要文化財の指定を受けている南木曽町の”読書発電所”の名前を拝借しました。
南木曽町の柿其渓谷に毎年のように遊びに行ってまして、そのとき目にした読書発電所が字面が気に入りまして、ブックレビューも書くことだし、ということで名前としました。

天唾さん、近くにお住まいだということですが、きれいなところですよね。そういえば、阿寺渓谷のダム問題はどうなったのでしょうか?

さて、”東京人”という雑誌に昔、近代の電力関係の話がでていた記憶があります。
福沢桃介がその人だったか定かではありませんが、一度近代史を紐解いてみたいとは思ってます

天唾さん、工芸展の入賞、並びに本の出版素晴らしいですね。
サラリーマン兼芸術家兼作家では無くて、芸術家と作家のそれぞれの名刺を作られては如何ですか?
一緒くたでは節操がないような気もしますが、本も出しているし、工芸展でも入賞しているのであれば胸を張って大丈夫だと思いますよ。

また、遊びに来てくださいね

天唾:

「東京人」一度だけ購入したことがあります。
五代徳川綱吉晩年の書というのがでていまし
たが,ひっくりかえってしまいました。どう見て
も小学生の習字レベルだったからです。
インテリ将軍というのも、眉唾ものですね。
アテラ渓谷のダム計画は中止になりました。
浜岡原発(私、一部設計しました)の所内用
電源にするとかいっていましたが、正式に中止
です。
カキゾレに毎年こられているというのは驚き
です。
なかなか良質でパワフルな人生を送られてい
るようにおみうけいたします。
あやかりたいかぎりです。
では、では。

yomikaki:

天唾さん、こんにちは。
阿寺渓谷のダムは正式に中止になったのですね。
そもそも原発の夜間発電分の調整用のダムだったと聞いて、電気は貯められないのはわかるけどいやはや、と思った記憶があります。
原発が昨今の逆風で建設できず、それに伴って不用になるかも、という話は耳にした覚えがありますが、そうですか正式に中止ですか。

毎年のようにと書きましたが、実は昨年は行ってないんです。残念。
あのキレイな水、緑、見に行きたかったです。

天唾:

余った夜間電力を使って揚水発電をしようとし
ていたんですね。了解です。
夢のエネルギー、核融合発電が2000年初め
に実用化される予定だったんですがどうしたん
でしょうか。友人がJT-60(トカマク)の実験炉
に大昔かかわっていましたが。
カキゾレには、大阪で設計会社の支社長をし
ていた友人が住み着いて木工所をひとりで
立ち上げ、すばらしい木工芸品を製作しています。
では、では。

yomikaki:

天唾 さん、こんにちは
そうか、木曽谷は木工のさかんなところですものね。
あまり木工工芸品を見たことはないのですが、こんど見てみますね

天唾:

こんにちは。
実は、迷惑メールがあまりにも多すぎてメール
アドレスは架空のアドレスです。すみません。
私の自慢話につきあっていただきまして、あり
がとうございました。ちょっと忙しくなってまいり
ましたので、一休みさせていただきます。
そうそう、一休さん。この人すごいんですね。
天皇家の長男に生まれながら、生母が天皇
から足利義満との不倫を疑われて一生を棒
にふった?んですね。天皇と義満は母が姉妹
のいとこ同士。(か、嫁さんが姉妹?)
いとこ同士といえば、楠木正成と能の観阿弥
も母が伊賀百地家出身の姉妹。観阿弥は晩
年、島流しにされていますが当然というか、足
利家も気付くのが遅いというか。
私、ちょっと疲れ気味です。話がおわりませ
ん。では、では。再見。

天唾:

 おひさしぶりです。
ハゲについての川柳が入選して5月に出版さ
れる本にのるそうです。賞金はなしです。
去年の暮れに漫画の台本が採用されたときに
は、原稿料千円をもらいましたが。しかし、千
円というのも、ひどい話ですね。
そいう意味では、プロの作家というのは、すご
いと思います。

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2004年01月18日 14:38に投稿されたエントリのページです。

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