長く暑かった今年の夏も、台風が通り過ぎる度にちょっとずつ、ちょっとずつ、涼しくなってきました。もう秋なんですね。夏っちゃんもスタートしてから３ヶ月弱。夏の余韻にひたっている今日この頃です。
夏の余韻と言えば、やっぱり線香花火ですよね。子供の頃から、花火をした時の〆はいつも線香花火。どこか物悲しく、でも華やかに散る線香花火は、桜と同じく日本人のこころに訴えかけるものがあるんでしょうね。そんな線香花火は、日本が生んだ花火の最高傑作といえるんじゃないでしょうか？
実はそんな線香花火にも、桜餅同様、東西で違いがあるそうです。東日本では長手といって和紙を縒ったものが主流ですが、西日本ではスボ手といって藁やイグサに火薬をつけたものだそうです。知りませんでした。
今、その線香花火は安い外国産に押されて、ほとんど国内で作られていないようです。機械で作る外国産に比べ、ひとつひとつ手作業で作る国産の線香花火はどうしても高価になってしまうからだそうです。ただ手作りならではの良さもあって、美しさという面では日本製のもの方がやはり良いようです。
今回、夏の〆を飾るべく、国産線香花火の詰め合わせである「選巧花火」を買いました。
中の花火は、きれいな和紙で縒られていて火をつけるのがもったいないくらい（値段も結構しますしね）。こないだ親戚で花火をしたんですが、これだけはもったいないので姪っ子なんかにはやらせられませんでした。ウチで夫婦二人で楽しみました。
線香花火は乾燥剤を入れて湿気の無いところで寝かせておくと、和紙と火薬がよくなじんで火付きや火持ちがよくなるそうです。今回の残りの線香花火は来年の楽しみにとっておきます。
そして夏っちゃんも今日で終わり。
夏の間、楽しかったこと、残念ながらやり残したこと、いろんなことをエントリーしました。楽しかったです。来年もいろんなことをしたいなぁ。また来年、じゃあね。
（といいつつ、秋へつづく）
コメント (14)
写真を拝見して思い出しました。
今年は花火を一度もしませんでした・・。しょっく。
秋味でもよろしくお願いしますね(^^)
Posted by: ayumi | 2004年09月09日 23:36
日時: : 2004年09月09日 23:36
はじめまして。
「選巧花火」、いいですねぇ！
花火大好きです。とくに線香花火。
紙のと藁の、東西の違いなんですね！！
うちのあたりではどっちも売ってますが、藁の方が得意です（？）
Posted by: はく | 2004年09月09日 23:50
日時: : 2004年09月09日 23:50
ＴＢありがとうございます♪
線香花火のあれって関東と関西の違いだったんですね！へぇへぇへぇです！！！
私も紙のほうは苦手で、火玉ができる瞬間に手がプルプルしてボトっと落としていました・・・(^^;)
でも、紙のほうの繊細な感じがすきです。
選巧花火、高そう～(*^^*)でも欲しい！
日本の小さな職人技の詰め合わせ、ですね♪
Posted by: shun | 2004年09月10日 00:00
日時: : 2004年09月10日 00:00
こんばんはー！
こんな花火セットが売られているのですね。
（お値段が・・）すごーい！
線香花火の写真もステキですね。
やっぱり、他のとちょっと違う気がします。
Posted by: chirin | 2004年09月10日 00:06
日時: : 2004年09月10日 00:06
こんばんわ☆チョトご無沙汰したました♪
ＴＢ＆コメントありがとうございました！
夏っちゃんも終わりですね(´・ω・｀)
線香花火、綺麗ですね～☆
yomikakiさんが言われるように、この花火には侘寂があります。。。
ホント日本が生んだ最高傑作ですネ！
また秋味でもヨロシクお願いしまぁす☆
Posted by: kenponchin | 2004年09月10日 00:31
日時: : 2004年09月10日 00:31
おはようございます。
TB&コメントありがとうございます。
夏の最後を飾るに相応しいエントリーですね。
夜空を彩る大玉の打ち上げ花火も良いですが、線香花火も風流でいいですね。
アノのパチパチとした華を見ていると、何だかノスタルジックな気分になります。
「選巧花火」、素敵なネーミングにこの質感、素敵です。
是非ともこの手で試してみたい逸品ですね。
Posted by: めりすた | 2004年09月10日 07:29
日時: : 2004年09月10日 07:29
トラックバックありがとうございます。
夏のしめくくりに美しい花火を見ることができてうれしいです。
来年の夏も楽しみですね^^
Posted by: ひなっぺた | 2004年09月10日 08:04
日時: : 2004年09月10日 08:04
線香花火って、ほんとに日本の花火の傑作ですよね。
あの繊細な花火に美を見出せることできるのが嬉しい気がします。
藁と紙の違いがあったんですね、知りませんでした！
それで東京には藁の線香花火が売ってなかったんだわ。
おかしいなと思ってたんです。（笑
夏の終わりに線香花火を見ることが出来てよかったです。
Posted by: やんやん | 2004年09月10日 10:22
日時: : 2004年09月10日 10:22
ayumiさん、こんにちは。
普通の花火はあまりやりたいと思いませんが、線香花火は特別ですね。なんかやりたくなって、買ってしまいました。
こちらこそ秋味でもよろしくお願いします。
はくさん、こんにちは。
藁のほうが得意ですか？今回はじめて藁のタイプをやったので、あまり旨くできなかったなぁ。
shunさん、こんにちは。
そうなんです。職人さんの技って感じがしました。ほんと見た目もきれいでもったいないくらいです。
chirinさん、こんにちは
そうなんです、結構するんですよね。
清水の舞台から飛び降りるつもりで（←大げさ）で買いました。
普通のヤツとの大きな違いはやっぱ（火をつける前の）見た目ですね。
火をつけた後は...やっぱ違う気がします。
kenponchinさん
ホント、侘寂ですよね。日本の芸術作品でしょう。
こちらこそ、秋も引き続きよろしく御願いします。
めりすたさん、こんにちは。
そうですよね。夜空を華やかに彩る大輪の打ち上げ花火も素晴らしいけど、線香花火もまた違った味わいですよね。
「選巧花火」なかなか巧いネーミングです。
ひなっぺたさん、こんにちは。
来年の夏は寝かして火持ちがよくなった（と想定される）線香花火をやって見たいと思います♪
やんやんさん、こんにちは。
私は、東京生まれの千葉育ち首都圏から出たことが無いので藁のタイプなんて知りませんでした。売ってないですもんね。
今回初めて知りました。
Posted by: yomikaki | 2004年09月10日 12:33
日時: : 2004年09月10日 12:33
そうですね。(^-^)
線香花火は傑作だと思います。
日本人の美の感性を直撃ですね。
儚くてたよりなげ、小さいけれどもその全力ではじけて・・・。
唯一擬人化が似合う花火だと思います。
秋味でも よろしく です。(^-^)
Posted by: sof | 2004年09月10日 14:47
日時: : 2004年09月10日 14:47
こんばんは。夏ちゃんの最後のエントリー、素敵な記事ですね。勉強になりましたm(__)m
線香花火のはかなさは、春の桜に通ずるものがありますね。日本人が好むのもそのせいかな？（一度もやらなかったなあ、来年こそ！）
Posted by: はたぼー＠黒猫たち。 | 2004年09月10日 23:33
日時: : 2004年09月10日 23:33
sofさん、こんにちは。
『儚くてたよりなげ、小さいけれどもその全力ではじけて・・・』
うまい表現ですねー。
そうなんです。日本人の感性直撃です！
秋味でもよろしくお願いします
ぱたぼーさん、こんにちは。
お褒め頂いて恐縮です(^-^)ゞ
ほんと桜と通じるものがありますよね。
来年は是非やってくださいね。
Posted by: yomikaki | 2004年09月10日 23:49
日時: : 2004年09月10日 23:49
yomikakiさん、TB&コメントをどうもありがとう♪
夏の初めに撮った線香花火をＴＢさせてもらいました。
手持ち花火と打ち上げ花火の撮影は
今年はじめて挑戦しましたがやっぱり難しかったぁ。。。
来年またリベンジします（笑）
Posted by: miruhana | 2004年09月12日 09:42
日時: : 2004年09月12日 09:42
miruhanaさん。こんにちは。
花火って綺麗に撮るのは結構難しいですね。
タイミングもそうだし、ブレもあるし、以外だったのがピンボケ。
手持ち花火の場合暗いから大変ですよね。
お互い来年もがんばりましょう！
Posted by: yomikaki | 2004年09月12日 21:11
日時: : 2004年09月12日 21:11