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真夜中の神話


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 真保裕一の新作です。
カリマンタン島上空で飛行機事故にあった晃子。彼女は山奥で人里を離れるように生活している村の人たちに助けられ、奇跡的な生還を果たします。そして彼女が体力を取り戻し、山を降りた時、町の人たちは奇跡の生還を果たした晃子を疫病神のように取り扱います。そうまるで吸血鬼のように...

 さすが真保裕一ですね。始めからグッと読み手を惹きつけ、一気に最後まで読ませる文章は見事です。あとから考えると、プロットが気になったり、晃子の心中の描写がイマイチかなって気もします。
でもいいんです。細かいところはにに気がつかないうちに、最後まで勢いよく読ませてくれますから。

真夜中の神話

著者 真保 裕一
ジャンル 小説
出版社 文芸春秋
四六判 434ページ
価格 1,700円

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先日購入していた、真保裕一さんの真夜中の神話を読み終えた。 神が見せる奇跡を歌声... [詳しくはこちら]

コメント (4)

こんにちは
真保さんのは、ホワイトアウトしか読んだことがないのですが、これもおもしろそうです。
一気に最後まで読ませる文章・・・まさにそうですよね。

yomikaki:

mononokeさん、こんにちは。
真保裕一さんの文章ってぐぐっと惹き付ける魅力がありますよね。
おもしろかったですよ。よかったら読んでみてください。

Book Reviewのカテゴリーが充実していて、思わずTバックしてしてしまいました。
また、面白い本を紹介してください。

yomikaki:

kem37さん、こんにちは。
どちらかというと乱読タイプです。あちこちのジャンルを読み散らかしてます♪その上つたない文章ですが、読んでいただけると幸いです。コメントもどんどんどうぞ。
また、面白い本があったら教えて下さいね。よろしくお願いします。

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2004年09月28日 22:34に投稿されたエントリのページです。

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