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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?/山田真哉

 この本、このタイトルで売れたといっても過言ではないでしょう。

新書の会計の本といえば普段手に取る機会は無いし、ましてや買うなんてことはあり得ません。
そこでこのタイトル、「おっ」と思わせ、ペラペラと頁をめくって読ませ、そして買わせる、見事ですね。

 普段会計になじみの無い人たちを対象とした初心者向けの本ですから、内容はわかり易く書いてあります。
読者の興味を惹くようにさおだけ屋の話を筆頭に、様々な身近な例(住宅街の高級レストラン、在庫だらけの自然食品店など)を題材にして、連結経営や資金繰り、回転率やキャッシュフローといった会計学からみた経営についてやさしく解説しています。

 章毎にまとめがあり、巻末に簡単な用語集もあるので、会計学のを勉強するには最適かもしれませんね。
わかりやすかったですよ。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

著 者  山田真哉
ジャンル 入門書
出版社 光文社
新書版 216ページ
価 格  735円

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コメント (2)

前にテレビの「世界一受けたい授業」に出ておられて、
とてもおもしろかったです(・∀・)!
商売ってとんちだな~と思いました。

yomikaki:

micioさん、こんにちは。
本の帯にやっぱり、「世界一受けたい授業」出演とばーんと出てました♪

でも...ウチにはTVが無いので見れません...(T_T)
面白かったんですか!ちょっと見たかったかも。

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2005年06月23日 07:09に投稿されたエントリのページです。

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