読書発電所

足取り重く(笑）さらにキャッシュポイントを目指します。
すると！おおーっ、ここもなかなかな良い眺め。

あまり視界が開けていないのが難点ですが、それでも素晴らしい眺め。
眺めを見つつ息を整えたら、さあ捜索開始です。

ほどなく発見！おおっ、ここもなかなか凝ったキャッシュハウス（？）ですね。

扉を開けると中にキャッシュコンテナが入ってます。素晴らしい。

とりあえずLOG BOOKに記帳していると、なにやら足音が近づいてきます。
げっ！　今お店を広げている状態なので、なんて説明したらいいんだろう？思わず大阪ドームでの光景が頭をよぎります。

　現れたのはガタイのいい外人さん、しかも苦笑いしながら手に持ったＧＰＳを見せます。そうです、なんとジオキャッシング中に他のジオキャッシャーに遭遇ってヤツでした。片言の英語で話をしてみると彼は鈴蘭台に住む Crackers the cat さん、そうさっき頭を悩ました Somewhere in Sannomiya のオーナーでした。

　どうも Crackers the cat さんとは、前日の Osaka International Peace Park Cache でもニアミスだったようです。また天王寺公園のキャッシュについても見つけられなかったという話をすると、嬉しそうにどこにあったか教えてくれました。うーん、そこは私も見たんだけどなー。良く見てなかったようです。もう少し丁寧に探すんだった！

　それから、Somewhere in Sannomiya についても、ほとんどSpoilerのヒントを教えてもらいました。あとで行ってみようっと。これから行くLoveLocksについてもヒントを教えてくれようとしましたが、ここはちょっと我慢してお断りしました。

新神戸駅で握手して分かれましたが、こういう出会いも楽しいですね（もっと英語がしゃべれたならいいんだけど）。

　さあ次はLoveLocksに挑戦です。
新神戸から最初のポイントまでは下り坂。さっき苦労した分、気持ちよくサイクリングできました。

LoveLocksはマルチキャッシュ、オーナーの指定したポイントで数字を拾って行き、そこからファイナルキャッシュの場所を計算して出すのです。

初めのポイントは日本庭園のある相楽園、入り口の白いパネルの数を数えます。
しかしこれがまたドコまで含めるのかよく判らない！
とりあえず考えられるパターン別に、数を数えておきます。

　次はこの坂を登っていたところにあるラブホテルの壁の上に乗っかっているチェリーの数です。これは間違えようが無いけど、なかなかけったいですな。それにオーナーのkaeru99さんのジョークが利いています。あなたが後で必要になるかもしれないからポイントを記録しておかなければなりません、だってさ（笑）

　さてさて、さらに上に上ります。
しかし、困った。だんだんと坂は急になっていきます。自転車にのったまま登るはハッキリ言って無理。押して登るのも大変そうだけど、自転車を放置していくわけにも行きませんし、覚悟を決めて押して登ります。

息も絶え絶えになって３番目のポイントに到着
なんだか見捨てられた感じもするうらびれた児童公園です。
ここにある破滅的な滑り台の数を数えるワケです。
実はこれ過去ログの写真を見ていくつあるか既に判っていたんですよね。でもこの滑り台は一見の価値があります。だって、長さはともかく角度が殺人的ですよコレ。よく Crackers the cat さんは頭から逆さまにすべり降りたものです。

ちょっと完璧にspoilerですが、写真を載っけちゃいます。

どうです？この角度。普通の児童公園にある滑り台とは信じられん...

さあ次のポイント目指してさらに登っていきます。
ここにある金星観測記念碑などの二つの看板に書かれている数字を拾い出します。これって二桁の数字は二桁のままで記録するのかな？それとも二つの数字にするのか？
悩みますが、とりあえず数字をメモしておいて次へ。

ここがチェックポイントの最後。
看板のウリ坊の数を数えて、さあ数字はそろった！
あとは計算して探すだけです。

とりあえず計算した上で上を目指します。
ここの上にはLoveLocksという名前にふさわしいポイントがあることが下調べで判ってます。ひーこらいいながら自転車を押していきますが、途中で自転車を放置。あきらめて鍵をかけて登ります。

しばらく登って、ビーナスブリッジに到着。なぜビーナスなのかは先ほどの看板にあったように金星観測に由来するみたいです。で、ここがまた素晴らしい眺め。

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　朝の菊水山、先ほどの布引の滝の上からの眺めも素晴らしいのですが、おそらく街並みとの距離感から行ってココが一番ですね。まだ夜景には早かったのですが、夜はさぞかし綺麗でしょうね。

夜景が綺麗となればカップルが訪れるのは自明の理。
そして訪れた記念にということで、自分たちの名前を書いて南京錠をつけていくわけです。

取り付けられた南京錠

ここのキャッシュの名前はそこからきているわけですね。

しばし眺めを堪能したあと、GPSのスイッチを入れてキャッシュの捜索開始！
しかし...

ガーーーン！！

計算間違いをしたのか、キャッシュまでの距離は500m以上、しかもとんでも無い方向を指してます。うーん...

思わずベンチに腰掛けて、計算しなおします。
初めのポイントの数が違うのか、看板の数字の数え方が違うのか...
しかしあらゆる計算をしてもここから遠いところしか出てこない。
思わず頭がクラクラきました。

「落ち着け、落ち着け」と言い聞かせ、計算式をじっと眺めて考えます。
数字を間違える可能性があるのは初めのポイントと４番目ポイントのの二つの看板の数字の数え方、あとのポイントは間違えようがありません。まず初めのポイントに絞って考えると数え方としては二通りですが、これが影響するのは緯度。でもディテールの表現と計算結果から考えるとまず間違いなさそう。
すると看板の数字か...
二桁の数字は二桁のままで計算するのか、二つの数字で計算するのか、うーむ。
片っ端から計算しますが、あらぬ数字しか出てきません。

すると、残る可能性は看板に見逃した数字があるということ。
しょうがない、戻って数字を確認するかぁ...orz

とぼとぼと四番目のポイントに戻ります。
一つ目の看板をじーっと見つめます。うーん漏れはなさそう。
二つ目の看板...んっ！！
一つ数字も漏らしてました。これかー！

早速計算。おおっ、これなら近くだ！
Gekoの指示に従って進んで行くと...なんだビーナスブリッジまで登らないのね。
確かにこの辺でキャッシュの匂いがするぞ（笑）
あっち、こっち探して...

ありました！

なんだか感激もひとしおです。
ゆっくり余韻に浸っていたいのですが、蚊の波状攻撃がすさまじくLOGを書いてとっとと退散しました。

さあ最後は Crackers the cat さんに貰ったヒントを元に Somewhere in Sannomiya に再挑戦です。
な～んだ、見つけてしまえば、なんてことないのですが、ポルちゃんが見ている角度がちょっと違う風に捉えてたのね。見つけてしまえばヒントの意味もわかりますが、こりゃ難しいわ。
次のポイントの座標をGekoに入力すると、そこから歩いて５分ほどのところ。
真のポイントでは、探すこと数分、簡単に発見することができました。
ここもなかなか凝ったコンテナですね。

これで２泊３日の関西ジオキャッシングツアーは終了。
３２ヶ所、回って、２４個発見という成績でした。
発見した比率はともかく、これだけのキャッシュを回ったというのはかなりハードでした。
でも個性的なキャッシュが多くて楽しかったですね。また行きたいなと思ってます。

で、関西編は終わったのですが、その後日帰りで行った栃木編に続きます（笑）