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オアマル #2

 さあ、ペンギン見物に出発です。
始めにイエローアイドペンギンを見てから、ブルーペンギンを見に行きます。

 市街を抜け出て牧場の間の道を通って、イエローアイドペンギンのコロニーがあるという岬に到着。この岬の崖の上にある遊歩道からペンギンを見ることになります。砂浜に降りる遊歩道もあるのですが、ペンギンが海から帰ってくる時間帯は立ち入りが禁じられているのです。

 ですので、残念ながらここではペンギンとの間は30m位の距離があります。でも準備は万端、ちゃーんと日本から双眼鏡を持参してますのでバッチリ見えるでしょう。

 さあペンギンはどこだ!?

と思うまもなく、すぐ発見

P1100489.jpg

 隣の人が指差してたから...笑
でもたぶん指差されなくても、すぐ見つけられたでしょう。
砂浜でぽつんと立っているペンギンは結構目立ちます。

 海から上がってきたところだと思いますが、なぜかボケーと突っ立てて、前に進まず。
疲れているんですかねぇ?
双眼鏡で覗くとイエローアイドペンギンの特徴である目のあたりの黄色い筋が見えます。

P1100537.jpg

 途中のテラスで双眼鏡で覗いていたら、外人のオッサンに話しかけられました(オッサンから見れば我々が外人だけど)。どうも「コッチへ来い」と言っているよう。
後をついていくと、遊歩道の間近の木にペンギンの巣があることを教えてくれました。

 え、マジ!?

茂みでよく見えないけど目を凝らすと...

P1100502.jpg

確かに、動くものがいる!
幼鳥といっても、もう大きいのですけど、確かにヒナ、ちょっと感動です。
「もう少しすると親鳥が登ってくるよ」とも教えてもらいました。

 えぇぇっ!!! 

巣があるのは砂浜から10m以上登った崖の上。
ペンギンはここまで登ってくるの? 

P1100557.jpg
こんな崖ですよ

そりゃ巣があるからここまで上がってくるだと思いますが...
飛べないのに!? 足が短いのに!? 
スゲー!! 改めて感動。
足が短いワタシもちょっと勇気が持てました(笑)

 しばらくそこを離れて戻ってくると、親鳥らしいのが上がってきてました。
その距離2~3m、もうすぐそばです。

P1100553.jpg

 確かに上がってきた! スゴイ! 
間近に見るイエローアイドペンギンをじっくり見ると、確かにその名の通り、眼も黄色いんですね。
チト、コワイです。

 ちなみに世界中にいるペンギンの種類は全部で18種類。
南極にはたくさんの種類のペンギンがいるよう思えますが、意外や意外、コウテイペンギンを始めとする3種類しかいないとか...
じゃあドコにたくさんいるのかというと、実はニュージーランド。
なんと6種類のペンギンが生息するそうで、ペンギンアイランドとも言われているそうです。

 そのうちオアマルで見れるのはブルーペンギンとイエローアイドペンギン。
ブルーペンギン(コガタペンギン)は体長40cmくらい、イエローアイドペンギン(キガシラペンギン)は体長60~70cmくらいなので、それぞれ大人の膝、腰よりちょっと低いくらいの大きさですね

ブルーペンギンの時間も迫ってきたし、何よりも風が吹き付けられて冷えてきたので、ここを退散してブルーペンギンコロニーへ出発しました。

P1100550.jpg
こんな感じの遊歩道と観察小屋があります。

P1100546.jpg
海岸自体はこんな感じ

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コメント (2)

Bake:

すごい!
こんな崖から観察するとは・・・。
しかも、あのよちよち歩きで登ってくるとは・・・。
すごいなあー。(語彙貧弱)

yomikaki:

Bakeさん、こんにちは。
ちょっと遠いところからの観察なので双眼鏡が無いとちょっときついですね。
それよっか、ペンギンがあんな崖を登ること自体信じられません(私も語彙不足 笑)

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2007年01月13日 11:09に投稿されたエントリのページです。

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