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ボーン・アルティメイタム

 ファーストデーの土曜日(今は映画の日じゃないんですね)にボーン・アルティメイタムを観てきました。

 ボーン・アイデンティティ、ボーン・スプレマシーに続くジェイソンボーンシリーズの最終作です。

 始まりはモスクワ、そう前作の最後の地。そこから判るようにこの作品は前二作の完全な続編。不幸にしてこの作品から見始めた人はストーリーはサッパリ判らないでしょう。

  まあでも、NYでのカーアクションは前作のモスクワでのそれと同じように手に汗握るし、ロンドンやタンジールでのアクションもハラハラドキドキして楽しめるかもしれませんけど...

 実はそれ、前二作を見ていた人に取っても実は同じかも。
つまり言い方を変えると、この映画自体はアクションシーンがメイン、前作にあったようなホロリとさせられる部分や記憶を取り戻すために苦悩する部分が、まったくと言っていいほど皆無なんですよね。
ストーリーに深みが無いような気がします。

 終わり方はジェイソン・ボーンらしくて良かったです。
ニッキーさりげなく微笑むところも。
続きも作れそうな終わり方だけど、続編はあまり作って欲しくないなぁ...

 単体で考えるとちょっとアクションだけで面白みがないですが、シリーズ全部通しで見ると非常に面白い映画だと思います。これから観る人は前二作をしっかり復習して行った方がいいですよ。
私も見て行けば良かったとちょっと後悔してます。

PS.前二作もそうだったのですが、原作と映画はまったくと言っていいほど別物です。あらすじが「なんとか一緒?」って位ですよ。

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2007年12月03日 07:40に投稿されたエントリのページです。

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