今日の楽天とのオープン戦の後、マリーンズの”魂のエース” ジョニーこと、黒木知宏の引退式がありました。
エースと呼ばれる人は沢山いますが、魂のエースと呼ばれるピッチャーは唯一、ジョニーだけ。ほとばしる熱い思いを白球に込め、 雄たけびをあげながら投げる姿はマリーンズファンのみならず、魅了されたファンも多いのじゃないでしょうか
熱い姿だけではありません。
一歩マウンドを降りたジョニーは、甘いマスクに柔和な表情、そして朴訥とした喋りがまたいいんですよね。
私はジョニーの勇姿は少ししか見ていないんですが、それでもとても惹かれる男です。
そして七夕の悲劇を初めとする様々なエピソード、故障と復活。実際にその場にいなかった人でもマウンドの向こう側を読めば、 心打たれるに違いありません。
そんなジョニーの引退式は、３人の打者、サブロー、磯部そして福浦との対決で始まりました。
マリスタのマウンドで雄叫びを上げながら、投げ込むジョニー。
この姿がもう見れないのは、とても残念でしょうがありません。
勝負の後は花束贈呈、そしてジョニーの挨拶。
引退表明後３ヶ月ほど過ぎたからでしょうか、挨拶するジョニーは吹っ切れたような晴れ晴れとした表情で、挨拶してくれました。
「お別れは言いません。またいつの日にか、どこかで皆さんと逢えることを信じてます。」
挨拶の後、マウンドを降り、マウンドに向かって頭を下げるジョニー。
どんな思いがよぎっているのでしょうか？
マリーンズナインと挨拶を交わすジョニー、最後に挨拶を交わすのはコミさん。
最後にグランドを一周して去って行きました。
ジョニー オーオーオ ジョニー オーオー ♪
ありがとう、ジョニー。
またどこかで、元気な姿を見せてくれるのを楽しみにしています。
PS.「マウンドの記憶」は現在、廃刊となっていますが、是非、復刊ドットコムで復刊要望を出しましょう！