読書発電所

　いきなりモンブランの種類が増えました。

そうです、審査員の一人がモンブランを持ち込んできたのです。
ということでそのモンブランはシード権があったということで、いきなりファイナルから登場です。

もう一度、ファイナルに残ったモンブランとシード権で登場のモンブランの紹介です。

まずは一番手前にあるのが第一回対決を勝ち抜いた、ホテル・ザ・マンハッタン
お酒がたっぷり効いたオトナのモンブラン。優勝候補の筆頭です。

一番奥の左側にあるのが第二回対決を勝ち抜いた、ル・パティシエ・ヨコヤマ
季節限定ながら、栗の風味たっぷりのマロンクリームが武器のこれまた優勝候補です。

真ん中にあるのが第三回対決を勝ち抜いた、ル・グレ館
侮りががたき味の対抗馬です。

中段左にあるのが第四回対決を勝ち抜いた、ホテル　グリーンタワー
モンブランの王道を行くケーキの構造が、先行するお店に迫るダークホースです。

　そして奥の右、中段の右がシード権をもったお店、八幡のドルチアです。
モンブランはドルチアの中でも一押しの逸品のようですが種類は二種類。

まずは普通のモンブラン、90g 270円

ここのモンブランも結構、異色
普通の緬状のマロンクリームではなく、クレープのようなシート状のマロンペーストが被さっています。
土台はふんわりとしたロールケーキ。

お次はチョコモンブラン、同じく90g 270円也

こいつも先ほどのと構成は一緒。
ただ全体がチョコレート色です。

　ここで採点方法についてご紹介。
５人の審判員が持ち点６点で美味しかったモンブランに点をつけます。
原則は１位３点、２位２点、３位１点ですが、悩んだ場合はそれ以外もOK。

　さあ、試合開始です。
ふむふむ、うーん...
アチコチ、マロンクリームをつつきながら批評をしていきます。

　今回、シード権のあるドルチエは初登場ということで、味についてコメントを...
ワタシは始めのチョコモンブランを食べたのが失敗だったのかもしれません。
なぜなら何処が栗なのだかよく判らなかったからです。うーむ...

　気を取り直して、普通のモンブランを食べますが、周りの皮がマロン？って感じです。
上記の紹介文でマロンペーストと書きましたが、そう判ったのは家に帰ってからHPで見たからでした。正直審査会場(実家）ではよく判らなかった...orz
いや、美味しくないという意味ではありませんから、誤解無きよう。
ただモンブランという点から言うと...

　さあ、審査員の試食が終わって採点です。
正直いろんな種類を食べ過ぎて、どれがどれだか判らなくなってきてしまっています。
そこはなんとか厳正なる点をつけた結果、
栄えある第一位に輝いたのは...

じゃーん！
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なんと、ル・パティシエ　ヨコヤマとホテル・ザ・マンハッタンが同率一位！
驚きましたねなんと同率だったとは...

　審査員のコメントを総合すると、マンハッタンはなんとオトナの味、ヨコヤマは季節限定品ながらマロン度の高いモンブランとして文句のでない一品です。
審査したのが昼間だったので、ブランデーの効いたマンハッタンはちょっと時間的に違うかなという雰囲気が漂ってました。でも逆に夜食べると強い(?)でしょう。
　従って昼に食べるのならヨコヤマ、夜に食べるのならマンハッタンという使い分けですね。

惜しくも一位にはなれませんでしたが、ホテル グリーンタワーのモンブランも美味しくてコストパフォーマンスに優れているということで、コストパフォーマンス賞をあげたいと思います。

　今回のモンブラン対決はマロン度（栗っぽさ）をポイントにおいて採点しましたが、そういう見方をしなければ、どのモンブランも充分すぎるほど美味しかったです
でも...しばらくモンブランはいらないです（笑）いやー、ここ一ヶ月モンブランを何個食べたことか...

ps.そういえば審査をしたのは土曜日だったのですが、ル・パティシエ　ヨコヤマにモンブランを買いに行った時、すでに２４日分のクリスマスケーキは売り切れ！人気店とはいえ１ヶ月前に予約でもう買えないなんて凄いですね。