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2004年04月 アーカイブ

2004年04月05日

義経千本桜@<桜.BLOG>

 先月初めて歌舞伎を見てきました。
見たのは夜の部。今月は「元禄忠臣蔵」「韃靼」「義経千本桜」の三つ。そのうち韃靼は舞踊ですので、お芝居は「元禄忠臣蔵」と「義経千本桜」の二つになりますが、無論全部上演する訳でなく、そのうちの何場面かを抜粋して構成してます。

 さて感想は?というと、歌舞伎にあんなにあわただしく、かつ長いとは想いもしませんでした。昼の部と夜の部で観客の入れ替えがありますが、それが15分程度しかない。幕間に腹ごしらえとなりますが、それが30分しかない!
ですので急いで弁当を食べて、トイレも行かなけりゃならない。女性はトイレが混んでいて、大変そうでした。そして上演時間は4時間強。年寄りならずとも結構疲れます。


さあ、昼の部と夜の部の入れ替え

 歌舞伎そのものは?というと、仁左衛門の演じるならずもの「いがみの権太」が小気味よく、そしてストーリーは文楽で初演されてから何百年と立っているだけあって、練りこまれていて面白かったですね。そしてただ面白いだけではなく、哀れなお話でもあります。(ストーリーはこちら

 そして「義経千本桜」といいつつ、義経も桜も出てきません。(ですのでちょっと桜.BLOGからすると反則かな?) 今回の部分だけでなく「義経千本桜」全体では、義経はどちらかというと脇役。主人公は平家の勇将 平知盛、吉野のならず者 いがみの権太、鼓を慕う狐忠信の3人です。そしてなぜ千本桜なのか?ということを研究している人もいるようで、「千本桜」とは「千本卒塔婆」をさす。つまり源平の戦いにおける無数の死者をさしているとの説があるそうです。
※ ちなみに3月の歌舞伎は義経千本桜のうち いがみの権太 の部分でした。今月4月は平知盛の部分です。

<おまけ>
歌舞伎の時に食べたお弁当(升本すみだ川)です。
銀座の三越で買いましたが、結構美味しかったので、また買っちゃいました。
月替わりのごはんは3月は筍ごはんですが、桜の花が載っており、ほのかに桜の香りがします。


手前のピンクのが桜の花です

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2004年04月07日

柏餅

 桜餅のとなりに、柏餅が並ぶ季節になってきました。考えてみると桜餅や柏餅のほかにも葉っぱを利用した物としては、笹の葉を利用したチマキや笹の葉寿司、お弁当の料理の仕切りに使うバレンや朴葉味噌などいろいろあります。

 この本では日本における樹木の料理への使用方法について、そのものを食べる・包む・香りづける・色づけるなど9つの分類に従って紹介しています。決して料理のレシピなどではなく、雑学っぽくエッセイ風にまとめてあるので、スッと読めます。
 実は以前に書いた桜餅の葉っぱの毒性などはこの本がネタ本です。

 この本がからもう一つネタをひっぱると、桜餅に道明寺と長命寺と関東、関西で違いがあるように、柏餅にも違いがあるそうです。東西で包む葉っぱが違うそうです。関東ではその名の通り柏葉を使いますが、関西ではサルトリイバラの葉を使うことが多いそうです。(本当ですか?関西の方)
桜餅の場合この辺りでも並べて売ってますから分かりますけど、柏餅はせいぜい中の餡違い(みそあん・こしあん)で売っているくらいですね。ひょっとして餡違いも関東、関西で違いがあるのかな?
樹木がはぐくんだ食文化

樹木がはぐくんだ食文化

渡辺弘之 著
ジャンル ノンフィクション
出版 研成社 
122ページ
価格 1,890円

2004年04月10日

コタキナバルの動物

 ボルネオは良く知られているように、絶滅の危機にあると言われるオラン・ウータン※1や世界最大の花のラフレシアなど、多様な動植物を育む赤道直下のジャングルです。コタキナバルではその豊かな自然を生かし、ジャングルの奥へ足を踏み入れる本格的なネイチァーツアーから、保護されているオラン・ウータンを見に行くような、気軽なものまで様々なツアーが開催されています。
 本当は、熱帯の樹木の樹冠(木のてっぺん)に渡された観察用の吊橋、キャノピーウォークへ行きたかったのですが、ホテルから1日がかりのツアーになるようなので断念。
代わりに、ホタルが木にとまって光り、まるでクリスマスツリー!という Sunset&FireFly というホテル主催のツアー※2を申し込みました。
が!残念、スコールで中止となってしまいました。そんなに対した雨ではなかったんだけどね。

 かわりといってはなんですが、朝ホテルの周りを散歩して見かけた動物を紹介します。
まずのっけから出合ったのはこの子。ブーゲンビリアをバックにじっとこっちを見ています。

顔つきがどことなく日本の猫とは違うと思いませんか?
そして朝からピーチク元気な鳥。なんて名前なんでしょう?

ちなみにとまっている草はレモングラスです
海辺にはマングローブの種とおぼしきものが...

たぶんそうだとおもうんだけど、違うかな?
そして乗馬用の馬は池の水を飲んでます。

そして早起きは三文の得。こんな花の蜜を吸っていた鳥を見ることもできました。
体長は5cmくらいの小さい鳥です

※1 マレー語で、オランが人、ウータンが森を差すそうです。略してオラウータン
※2 そもそもツアーのオプショナルツアーもありますが、そちらは高いです(1.5倍くらい)。日本語が通じないと大変そうなもの以外はホテルから申し込んだほうがお得だと思います。

2004年04月16日

夜桜 櫻の樹の下には...@<桜.BLOG>

 夜、満開の桜をひとり見ると、昼間の明るい日差しの中で咲き誇る桜や、大勢で宴会をしながらふと見上げる桜とも違う美しさを感じます。薄暗い闇の中で、ぽっと浮かび上がる白い桜の花。凜として神々しく、人を寄せ付けない、ある種の怖さを感じる美しさです。

 そんな時ふと思い出すのは、「桜の樹の下には死体が埋まっている」という話。あの満開の桜の美しさ、はかなさ、そして怖さについて、なるほどと思わせる説得力があります。
 この話のもとになったのは、梶井基次郎の「桜の樹の下」。昭和初期の作家であり、若くして夭折した梶井の、病気療養中に伊豆で書いたといわれるこの作品には、有名なこのフレーズだけでなく、美しい桜の樹の下に埋まっていると想像される死体の描写など、充分すぎるくらいインパクトがあります。
 「桜の樹の下」が収められている梶井唯一の著作集「檸檬」を、文庫本で読みましたが、そのほかの作品も「城のある町にて」や「橡の花」など若い時分の例えようのない不安感、なんとなく感じる閉塞感を見事に描いている気がします。
 梶井基次郎の作品は死後50年経っているため著作権が切れており、青空文庫等でフリーで読む事ができます。「桜の樹の下」は比較的短い話ですので、ちょっとこちらで読んでみては如何ですか?
檸檬 (集英社文庫)

檸檬 集英社文庫

梶井 基次郎 著
ジャンル 小説
出版 集英社 
247ページ
価格 380円


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2004年04月18日

筍掘り

 旨い筍が喰いたい!
その煩悩がだんだんと膨れ上がり、それならば産地に行って食べるのがベストだ!ということでHPで調べました。すると、なんと大多喜が筍の名産地だとか。ここなら、うちから車で2時間程度。それならばと、土曜日に出かけてきました。

 当初、筍掘りはするつもりがなかったんだけど、一緒に行くことになった友人が筍掘りもしたい!ということで、筍料理が食べられ、筍も掘り放題という、その名も竹仙卿へ。
 国道297号(大多喜街道)から465号に入り、さらに国道をはずれ平沢地区へ。この辺りは土壌が筍の生育にぴったりでエグミも少なく、アク抜きをしなくてOKだとか。しかしそれにしても山深い。とうとう携帯も圏外になってしまいました。
竹仙卿の看板からさらに脇道に入ると、その道はまた竹林の中。しかも車1台がやっとの道。歩行者ともすれ違えないほど!奥へ奥へと行って、そして手掘りのトンネルを抜け、やっとこさ竹仙卿に到着。

 人懐っこいワンコに出迎えられ、まずは昼食。基本は炉辺焼きなんだけど、筍の刺身に焼き筍、筍ご飯に筍の味噌汁が付きます。もちろん筍は美味しいんだけど、渓流豚と称している豚肉と手羽が予想外に旨かった。さて、腹も膨れたし、筍掘りへGo!

 いやー、筍掘りがいまいち潮干狩りやぶどう狩りなんかに比べ、メジャーじゃない理由がわかりました。ハードです!筍掘りはゴルフに似たスポーツです!!だってゴルフクラブの代わりに鍬を振るじゃないですか!
その上に
 1.鍬のコントロールも必要です。
  → コントロールが悪いと、鍬が筍にぶち当たり、筍がバラバラになります。
 2・パワーも必要です。
  → 竹林の地面は竹の根っこが縦横無尽に張り巡らされ、よく砥がれた鍬で力を込めて打ち込まないと、地面が掘り起こせません。
 3.ゴルフボールがバンカーに落ちるのと同様に、筍は生えてくる場所を選べません。
  → 旨そうなヤツほど急斜面の足場が悪いところに生えてます。


こんな風にちょこっと顔出してるやつが旨そう。


やっとこさ獲れました

 汗だくになりながら、半ばむきになって筍を掘りました。やれやれ。翌日の今日はちょっと筋肉痛です。そしてしばらくの間、夕食は筍尽くし(筍攻めともいう)のメニューになりそうです。

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