図書館戦争が「本の雑誌」が選ぶ2006年度上期エンターテーメント作品 第一位ということで本屋に並んでいたのが去年のこと。
図書館員が武装化して戦うという荒唐無稽の設定に興味を惹かれたものの、買うほどでもないかと思ったら、いつのまにやら続巻が。なら、読んでみるかと、図書館で借りてきました。
一言で言ってしまうと、いわゆるライトノベルのジャンルの本です。
オヂさんが読むにはちょっと、こっ恥ずかしい...
けど結構テンポが良くて、なかなか面白かったのは確か。
先日読んだ、憑神がちょっと正統派時代小説から外れてたように思えるので、藤沢周平の代表作とも言える蝉しぐれを読んでみました。
舞台は藤沢周平作品によく出てくる仮想の藩、海坂藩。そこに育った少年藩士の成長を描いた物語です。
幼なじみとの友情や淡い恋、父との死別、そして藩内の内紛といろいろな要素が絡み合って、物語は進みます。
でも毎回正義の味方に撃破されてしまっている様子を見て、思ったことがありませんか? 「お前らのやり方じゃ、とうてい無理だ。オレに任せてみろ」と...
そんなあなたにどうやったら世界征服ができるのか、古今東西の事例(?)を元に世界征服について研究したのがこの本です。
この前、藤沢周平のたそがれ清兵衛を読んだし、また時代小説でも読むかなと本屋をうろついていて見つけた本がコレ。
なんでも妻夫木聡主演で映画化される、というより公開中。しかも原作は、結構好きな作家である浅田次郎。
ということで読み始めました
近々始まる裁判員制度。
だからじゃないけど、裁判所ってどんなトコだろう?とちょっと興味が湧いたりしませんか?普通に生活していると縁のないところだけど、いつ何時裁判に巻き込まれるかわかりません。
あのネコ裁判のようにね。
「鴨川ホルモー」で鮮烈なデビューを飾った万城目 学の最新作です。
前作の舞台が京都なら、今回の舞台は奈良。
そして奈良といったら、鹿でしょう。
ということで、今回も魑魅魍魎とはちょっと違うけど、「鴨川ホルモー」と同様の「万城目ワールド」が展開されます。