図書館戦争シリーズの最終巻です。
原発を襲ったテロ発生!
その事件の参考にされたと覚しき小説を書いた小説家は、メディア良化委員会によってを拉致・幽閉の危機に! それを阻止する為に保護した図書隊の奮闘ぶりは如何に!
とまあ、今書いても設定は荒唐無稽。
でもそういう設定があるのが、SF、いや小説の醍醐味ですからね。あとは如何にその世界に入っていけるかどうか...
すばる、それは日本が誇る世界最大の一枚鏡をもつ反射望遠鏡です。
ハワイのマウナ・ケア山にあるその天体望遠鏡の名を耳にしたことがない人はいないでしょう。遙か彼方の宇宙の星々の綺麗な写真には目を奪われます。
またちょっと技術に興味のある人なら、直径8.2mという世界最大の反射鏡を制御する最先端の技術(鏡の自重による歪みを制御する為、裏側からコンピュータ制御されたアクチュエーターで鏡を押し出す)に興味を持つかもしれません。
この本はそういったすばる望遠鏡の技術・建設物語と、様々な写真を織り込んだすばるによる研究成果を織り込んだノンフィクションです。
ついつい買ってしまったダーティペアシリーズ。
ダーティペアの大征服の続巻です。
こういう上下巻に分かれている話って、発行のタイミング、つまり上巻と下巻の間の感覚が結構重要だったりしますよね。同時発売じゃないということは話が書き下ろされていないということでしかもその間隔が長いとなると...
で、この話は約1年半の間が空いてしまいました。
シャクルトンは南極大陸横断に挑戦した探検家なのですが、彼が有名になったのはその探検で船を失い南極圏を彷徨いながら、一人の犠牲者出さなかった点にあります。その17ヶ月間が綴られた「エンデュアランス号漂流」は読み応えのある名作で、アラスカで命を落とした写真家 星野道夫の愛読書だったというのもわかります。
その不屈の精神とリーダーシップで知られるシャクルトンですが、実はその影で命を落とした人たちがいました。本隊をサポートすべく結成されたロス海支隊です。この本は、そのロス海支隊の壮絶な戦いについて綴られた本です。
昔読んでいた、読売新聞。 その朝刊には人生相談のコーナーがあって、いろいろな悩みの相談が掲載されていました。
はっきり言って内容はかなり複雑でシリアス、どう考えても「そんな複雑な相談が毎日続くワケないだろ」という感があって、人生相談という形をとった読み物(フィクション?)でした。
そういう相談モノって、軽い方向に行くと子供電話相談室とかありますが、なんだかんだ言って結構人気があるんでしょうね。
WEB上でもその手のページ、YOMIURI ONLINEの発言小町や、この教えて! gooは人気があります。 発言小町は前述の人生相談っぽいのがメインですが、教えて! gooは子供電話相談室みたいで、素朴な疑問、難問、珍問の嵐、気軽に楽しめるページです。
この本の著者は「初恋の人探します社」の代表、その名の通り誤解したまま別れてしまったあの人、あの時、行方のわからない恩人、そんな人たちを探し出す仕事をしている探偵社の社長さんです。
もちろん探偵社ですから、社名のようなロマンチックな初恋の相手探しだけでなく、浮気調査やW不倫の末に駆け落ちしてしまった二人を探すような仕事もします。
中にはSMクラブの女王様を探し出すような仕事も...