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2007年04月18日

旭山動物園の奇跡/SPA!編集部

旭山動物園の奇跡 旭山動物園、最近TVや雑誌などでよく見かける人気の動物園です。

なにせ動物の見せ方が独特。
雑誌の写真なんかを見ると、それだけでそこに行きたくなっちゃうような、今までの動物園の常識を覆すような展示方法が盛りだくさんです。
表紙の「空を飛ぶペンギン」や「空中散歩するオラウータン」などなど...

私も実は行ってみたかったりします。

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2007年04月03日

自転車通勤で行こう / 疋田 智

自転車通勤で行こう 子供の頃、移動の手段といえばもちろん自転車でした。

単なる移動の手段だけではありません。
いい自転車は垂涎のまなざしで見つめられ、乗っている奴は鼻高々だったものです。(オトナになった今もその構図はそんなに変ってないかもしません...笑)

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2007年03月20日

C.H.E.

C.H.E.(チェ) 昔ほどではありませんが、最近中南米の情勢が慌ただしいですね。共通しているのはベネズエラのチャベス大統領を代表とする反米を掲げる左派政権の誕生。むろんその根底にあるのは民衆の現状への不満なんでしょうね。

 この本は5年前に書かれた本ですし、舞台は架空の国リベルタですが、それでも一部の富める者へのさらなる富の集中、腐敗した政府、そんな舞台を良く描いているような気がします(中南米には行ったことがないのですが)

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2007年03月14日

硫黄島の星条旗 / ジェイムズ ブラッドリー

硫黄島の星条旗 (文春文庫) 映画「父親達の星条旗」の原作です。

 アメリカにとって最大の激戦地となった硫黄島。
その硫黄島の摺鉢山(ホットロックス)の頂上に、今まさに星条旗を掲げようとする6人の海兵隊員。その様子をとった写真はピュリッツァー賞を受賞し、その海兵隊員達は英雄として祭り上げられます。
 写真の中の一人である著者の父 ジョン・ブラッドリーは、帰国後、英雄として驕るではなく、むしろそのことは隠すかのようにひっそりと生活し、そしてその生涯を閉じました。

 なぜ父は口をつぐんでいたのか、硫黄島で、帰国後に何を見て体験したのか疑問をもった作者が、6人の海兵隊員の生い立ち、硫黄島での闘い、そしてその後の生涯について調べ綴ったのがこの本です。

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2007年03月02日

散るぞ悲しき / 梯 久美子

4104774014 東京の南、約1200kmにある南海の孤島、硫黄島。

 世田谷区の約半分の広さのこの島は、第二次世界大戦の趨勢を決する要衝であるがゆえ、61年前の今頃、日米双方の血で血を洗う壮絶な戦いが繰り広げられていました。その1ヶ月半に及ぶ戦闘を題材に、日米双方の視点より映画化されたのが「硫黄島からの手紙」であり、「父親達の星条旗」です。

 この本は「硫黄島からの手紙」の原作ではありません。しかし日本側の指揮官、栗林中将の人柄、戦いぶりを知る上で貴重なノンフィクションだと言えると思います。

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2007年02月24日

世にもマニアな世界旅行 / 山口 由美

 なんとなくタイトルだけ見ると、凄い秘境で凄い体験をする旅行記のように思えますが、意外と普通の旅でした。

 取り上げられている国々はスロヴェニア、パプアニューギニア、ボルネオ、ナミビア、コスタリカ、アラスカ、イースター島。だけどパプアニューギニアとナミビア以外は、なじみがないところだとはいえ普通の観光地。
ボルネオは私も行きましたしね(笑)

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2007年02月16日

コフィン・ダンサー / ジェフリー・ディーヴァー

 ボーンコレクターシリーズの第二作です。
 捜査中の事故で全身不随の体になってしまったライムと、彼の手足となって現場での鑑識を行うアメリアが主人公の小説ですが、今回も始めからぐいぐいと引き込まれてしまいました。

 やっぱり面白い小説というのは、いかにその作中に入っていけるかが一つのポイントだと思いますが、この「コフィン・ダンサー」はその点は十分に合格です。

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2007年02月09日

緊急招集~スタット・コール / 奥村 徹

 地下鉄サリン事件と聞いてまっさきに思い出す光景は、ヘリコプターから映し出される築地本願寺前の築地駅の様子。いつもは車が走っている道に横たわる人々に、東京消防庁のスーパーアンビュランスが強烈な印象として記憶に残っています。

 たくさんの被害者が出たあの事件で、スーパーアンビュランスを始めとする救急車はフル稼働だったと思いますが、サリン事件を扱った村上春樹の著作「アンダーグラウンド」で、大多数の被害者は救急車以外の手段で病院に向かったことを知りました。

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2007年02月01日

地獄のババぬき / 上申宣之

 「このミス」で第二位となった本の続編、ということで買ってみました。

そもそも、その「このミス」で二位となった作品を全く読んでいないので、ひょっとしたら理解できないところが出てくるかな?とも思ったのですが、そんなことはありませんでした。

 この話設定からして、荒唐無稽。
乗客が全員口にしたお菓子に毒物が仕込まれていて、解毒剤を手にするにはババ抜きで勝ち抜かなければならない。 前作もそうだったのかもしれませんが、あまりにバカバカしい設定

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2006年12月23日

生かされて / イマキュレー・イリバギザ

 ルワンダの大虐殺については、「ホテル・ルワンダ」を観てから、いくつか本を読みましたが、考えてみれば直接の被害者の書いた本を読むのは初めてです。

 イマキュレーさんは悲劇の後、国連職員となり、結婚してアメリカに渡り講演活動をしていた際、アメリカの著名な心理学者ウェイン・ダイアーに出会い、この本を出版することになったようです。

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