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2007年10月22日

いなかのせんきょ / 藤谷 治

いなかのせんきょ いなかというと、誰もが顔見知り。
だから選挙だって、事前のネゴがあって無投票で当選してしまうか、はたまた因縁の骨肉を争う戦いになるといったイメージがありますよね。

 この話の舞台は、村長さんが市町村合併失敗の責任を取って辞任、選挙となったの戸陰村。
次の村長にと担ぎ出された担ぎ出された深沢清治。
本人もやる気になって立候補したところ、あいつは生真面目で堅物だから大変だと思った一派が対立候補を立てたから、さあ大変。
 何十年ぶりの選挙戦のはじまりはじまり...

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2007年10月18日

「婦唱夫随」の宝探し / 辰尾 良二 ・辰尾 くみ子

週末は「婦唱夫随」の宝探し ジオキャッシング→宝探し→隕石、と来たら...
お次は宝石探ししかないでしょう(笑)

 キラキラ輝く宝石。
宝飾品には興味なくても、やっぱり光るものには心惹かれるものがありますよね。ましてやそれが自分で掘り出せるのなら...

 そういえば先日、日本でダイヤモンドが見つかったというニュースを耳にしました。まあアレは目に見えないほど小さいものでしたけど。でも...

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2007年10月16日

テルミン

大人の科学マガジンVol.17 テルミン (Gakken Mook) テルミン買いました。(厳密にいうと大人の科学 9月号だけど)

 以前より出たら買うぞと意気込んでいた割には、しばらく放置プレイ。
発売日には買うには買ったのだけど、単三電池が無かったもので...

 ようやく先週、電池を買ってきて組み立ててみました。
けど...なんか思ってたのと音が違う。

 もうちょっと電子的な澄んだ金属っぽい音かと思ってたのだけど、こんな音なの?
なんか草笛というか、クチビルをぶぶぶーと鳴らしたような音がしてます。

 組み立てた当初、音がならねえゾと右側のダイヤルをいろいろとイジリまくったのが原因かなぁ? うーん...

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2007年10月12日

隕石コレクター / リチャード・ノートン

隕石コレクター―鉱物学、岩石学、天文学が解き明かす「宇宙からの石」 GPSを使った宝探し、ジオキャッシングにハマっている私ですが、ジオキャッシングという遊びは探す行為を楽しむ遊びです。
 なにが言いたいかというと、"宝"探しと言っても、見つかる宝はちっとも宝なんかじゃなく(もちろんいいものもありますけど)妻に言わせると、「またガラクタを拾ってきて」となるわけです。

 それが隕石なんかだったりすると、たぶん文句は出ないハズ...ということでちょっと興味半分にこの本を図書館で借りてきました。きっかけはそんな軽い気持ちだったのですが、読んでみたらすっかり隕石の魅力に取り付かれてしまいました。

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2007年10月05日

ドイツ兵士の見たニッポン / 習志野市教育委員会

ドイツ兵士の見たニッポン―習志野俘虜収容所1915~1920 (丸善ブックス) 数年前に「バルトの楽園」という映画があったのはご存知ですか?
第一次世界大戦時、中国の青島で日本と戦い、捕虜になったドイツ兵と日本人の交流を描く作品で、徳島県鳴門市に実在した板東俘虜収容所が舞台のお話です。

 残念ながら私はその映画はまだ観ていないのですが、実はそのような捕虜収容所は日本各地に12ヶ所あり、最大の収容所が習志野市にあった習志野俘虜収容所なんだそうです。

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2007年09月20日

ホメイニ師の賓客 / マーク・ボウデン

41520882494152088257 イラン革命が起きたのは約30年前の話。その時、アメリカ大使館の占拠事件が起きたのはご存知でしょうか?

 私自身、なんとなくそんな事件があったのは知っています。
しかしその事件の首謀者は学生であり1年以上も占拠、大使館員を人質にしていたとは知りませんでした

 この本はその事件がどのようにして発生し、どういう経過をたどり終結したかを綴ったノンフィクションです。

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2007年09月14日

暗殺のアルゴリズム / ロバート・ラドラム

41022041804102204199 マット・デイモン主演でヒットした映画「ジェイソン・ボーン」シリーズでおなじみのロバート・ラドラムの小説です。

 彼の死後発見されたものだそうですが、どんなのだろうと思って読み始めました。

 いやー、流石ですね。ジェイソン・ボーンシリーズを読んだときにも感じましたが、テンポの良さ、ストーリーの緻密さそして主人公の当惑・疑惑といった心の移り変わり、どれをとっても天下一品です。

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2007年08月29日

毎日かあさん4 出戻り編 / 西原理恵子

4620770574 数ある西原さんの本の中で、なぜか毎日かあさんシリーズだけは読んだことありませんでした。なぜなんだろう?

 このシリーズ第四作は、帯にあるように今年無くなった元ダンナの鴨ちゃんとの最後の日々の様子を、書き下ろしも含めて収録されているということで、いきなり4巻から買っちゃいました。

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2007年08月18日

夜明けの街で / 東野 圭吾

4048737880 東野圭吾の新作。
 「不倫をするやつは馬鹿だ」そう思っていた僕だけど、よりによって「旦那が浮気したら殺す」と呑み会の席で発言した派遣社員の秋葉と不倫の恋に落ちてしまった。

 しかもその秋葉は、まもなく時効を迎える殺人事件の真相を知っている。時効の日が来るまでは絶対にあかせない秘密をもった彼女。真相を探り続けてきた被害者の妹や刑事から、少しずつ事件の様子が判ってきた。

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2007年08月08日

フェラーリと鉄瓶 / 奥山 清行

4569656439 GM、ポルシェ、そしてフェラーリをデザインした日本人 Ken Okuyama こと奥山清行さんの初の著書です。

 デザイナーというクリエイティブな仕事を極めた人の著書でもあり、またタイトルに惹かれて読んでみました。ただ結論から言うと、タイトルと本文の関連は全くわからず...

 なんとなく、フェラーリをデザインすることも鉄瓶をデザインすることも根幹では一緒なんですよ、なんてメッセージがこめられていることのは見た瞬間わかりますが、本文中にはそういう記述はほとんど無し。かろうじて、「おわりに」の冒頭の4行にそういう記載があるだけ。
ちなみに本文中にも鉄瓶についての記載は終わりの方に1ページだけしかありません。

 ただ、だからと言ってこの本が読むのに値しないかというと、まったくそんなことは無くむしろ考えさせられるところが多数ありました。タイトルにやられた、って感じですね(笑)

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