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2006年02月23日

ひとりガサゴソ飲む夜は.../椎名 誠

 シーナさんといえば酒、そして旅行。
この本はシーナさんが、世界各地で飲んだお酒にまつわる話をまとめたエッセイ集です。
 ロシアのウマションビール、ネパールの地酒ロキシー、ベトナムのコブラ酒などなど。
ふつうの人には飲める機会も無いであろうお酒の話題がいっぱいです。

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2006年02月14日

ムンクを追え!/エドワード・ドルニック

 時折、世界中を騒がせる美術品の盗難。

でも、その度に疑問に思いませんか?
なぜ、そんなに簡単に盗まれるのか?
盗んでも有名すぎて売れないんじゃないの?
それとも盗品と判りつつも購入するような熱心な収集家がいるのだろうか?
そして…忘れたころにひょっこりと姿をあらわすまで、どんな捜査が行われているのだろうかと。

 この本は1994年2月12日、リレハンメル・オリンピックの開会式の行われた朝に、オスロから盗まれたムンクの『叫び』の盗難事件を例に、そんな疑問に答えてくれます。

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2006年02月08日

世界の日本人ジョーク集/早坂 隆

 世界中でまことしやかに語られるジョークの数々。
ご多分にもれず、日本人もその対象になっています。

日本人だけでなく、アメリカ、イギリス、ドイツといったいろんな国々の国民性の違いをネタに思わず笑みがあふれるネタでいっぱいです。
例えば...

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2006年02月03日

カルトの子/米本 和広

 地下鉄サリン事件から、既に十余年。

 上九一色村のオウム真理教施設の強制捜査からも、それだけの時間が過ぎました。親が出家した為に教団へ入りこんでいった子供たち。その子供らは今どうしているだろうという疑問からこの本は始まります。

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2006年01月25日

容疑者xの献身/東野圭吾

 第134回直木賞受賞作です。
といっても、私が買ったのは年末。
正月の読書にと思って買ったのですが、読むヒマがないまま休みが明けてしまいました。

 もともと東野圭吾は好きですし、しかも「このミステリが凄いの第一位」に選ばれたというのが決め手になったわけですが、いつのまにやら直木賞。話題に乗り遅れてはいかん(笑)と、慌てて読みました。

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2006年01月16日

チベットの少年/イザベル・ヒルトン


 チベットと聞いて思い浮かべることはなんでしょう?
ヒマラヤの山々? ユーラシア大陸の秘境? そして転生を繰り返すとされるダライ・ラマが有名ですね。

 だいぶ前になりますが、ブラッド・ピッド主演でセブン・イヤーズ・イン・チベットという映画がありました。あの映画を通してチベットという国の様子を感じとった人はかなり多いのではないでしょうか。(あの映画は史実を元にした映画ですが、奇しくもつい先日ブラット・ピッド演じたハインリッヒ・ハラーさんが亡くなりました)

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2006年01月09日

にっぽん海風・魚旅5 南シナ海ドラゴン編/椎名誠


 ごぞんじシーナさんが、海沿いの町をぷらりぷらりと回った旅のエッセイです。

「週刊現代」に連載のコーナー「海を見に行く」の単行本の5冊目ということで、それなりに人気のコーナーなんでしょうね。

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2006年01月04日

愛がいない部屋/石田衣良

 前回、”東京DOLL”で懲りたはずなのに、また石田衣良の小説を買ってしまいました。

今度は恋愛モノの短編集、神楽坂のタワーマンション メゾン リベルテ を”舞台に”、というより”住んでいる人たち”の10の物語が収められてます。

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2005年12月26日

脱出記/スラヴォミール・ラウィッツ

 第二次大戦中、ポーランド陸軍中尉だった著者は、ポーランドを"解放"する為に攻め込んできたロシアにスパイの濡れ衣を着せられ、強制労働25年の刑を課せられるところから物語は始まります。

 シベリアまでの家畜列車での移送、風雪吹き荒ぶシベリヤの雪原を鎖に繋がれながら、もうすぐ北極圏という第303収容所までの死の行進。 想像を絶する世界です。

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2005年12月20日

日本奥地紀行/イザベラ・バード

 明治初頭に日本を訪れたイギリス婦人、イザベラ・バード。
 彼女は日本の中でも”奥地”と考えられていた東北から北海道までを、しかも通訳兼ガイドの日本人の青年と二人きりで旅行したのです。

 この本はそんな彼女の旅の様子を、妹へ出した手紙をもとに再構成し、出版したものです。

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