まるっきり子供ではないけど、大人でもない。
親の庇護のもとで暮らしてはいるけど、時々ちょっとした冒険をしてる。
親には絶対内緒の、仲間うちだけの秘密をもっている。
制限がある自由の中で、だかこそその制限の中で目一杯、時にはちょっとはみ出して、毎日を楽しんでた気がします。
BBCワールドライフ写真展の南極の写真や「ペンギンと泳ぐ旅」を読んで南極に行ってみたいと思っているワタシ(妻は冷たい目で見ていますが...)
南極本ということで、図書館から借りてきました。
表紙をめくるとでてくるカラー写真。
キレイなオーロラやペンギン、アザラシ。そして基地で料理をする著者の写真。真面目な本なのかなぁ?と思うと最後のカラーのページでガツーンときます。
基地の外で、祝-60.1℃と書いた紙を持ち、ずらりと並ぶヒゲづらのおっちゃんたち。そのカッコは、パンツいっちょにサンダル履き。はっきり言って酔っ払いです。
グラスを片手におもちゃのバットを持ってるヒトもいます。
ラスト・サムライがヒットした余波で武士道がベストセラーになりましたが、私にとって武士と言えば「鬼平」です。
ドラマはもう大分昔に終わりましたが、中村吉右衛門演じる長谷川平蔵、カッコイイですよね。時代劇というと、水戸黄門や暴れん坊将軍しか知らなかった私は、鬼平を見てこんな時代劇があったなんてと、そのハードボイルドな世界に痺れました。
原作が素晴らしい上に、TVの演出もかっこいい。
あの、ジャジャジャーンというテーマにのって流れる「何時の世にも悪は絶えない...」というナレーションから始まるオープニング。そして季節感あふれる風景に不思議とぴったりあっているジプシーキングスのインスピレーション(CD買っちゃいました、笑)が流れるエンディング。オープニングからエンディングまでかっこい。
この本は、その鬼平犯科帳の原作者である池波正太郎が「男はこうあるべきだ」と語りおろしたエッセイ集です。正確にはエッセイというより池波正太郎に編集者がインタビューし、その内容を本にまとめたものです。
神戸に行くきっかけとなった西村しのぶですが、何者なんじゃいってヒトのために紹介を...
まあ一言でいうと、神戸を舞台にしたララブストーリーを書く漫画家です。
って書くと、なんか”うっ”と拒絶反応が出そうだけど、生くさいドロドロした恋愛ものでもなく、さらっとしたカッコいいラブストーリーですよ。
その作品の中に出てきたのが、コスモポリタンやフーケそしてフロインドリーブといった神戸のお店でした。そういえば先日エントリーした鍵善の水羊羹も、これで知ったんだっけ。