先日読んで凄く面白かった「面白南極料理人」の西村淳さんの本です。
北海道旨いぞレシピ付きのサブタイトル通り、ほんの気持ち程度ではありますが、思い出の料理のレシピも載ってます。
ただメインは料理のレシピではなく、アノ西村さんはどのように育ったか、それがメインとなってます。で暮らした悪ガキ時代から、青春時代まで、当然「面白南極料理人」にも登場した愛する奥さん、みゆきちゃんとの出会いも描かれてます。
けれどもこの本の主人公はみゆきちゃんではなく、愛すべき西村さんのおばあちゃんサツさんです♪
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ジェームス・クック。その名前は世界史の教科書の片すみに、大航海時代の終わりに世界を一周を成し遂げ、ハワイ諸島を発見し、ニュージーランドの測量等を行なったイギリスの船乗りだと書かれています。
確かにその通りなのですが、彼が航海したのは距離は述べ地球8周分。それは月まで距離とほぼ一緒。18世紀という時代を考えると、その航海は一言で済まされない何かがあるように思えます。
この本はピューリッツァー賞 受賞ジャーナリストである著者が、キャプテン・クックが訪れた場所を訪れ、「その場所は現在どうなっているのか?」・「クックの来訪は原住民にどう感じられたのか?」・「そしてクック自身はどんな人であったのか?」について、取材したノンフィクションです。
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先日読んだジェフリー・アーチャーの獄中記の続編です。
イギリスの刑務所は、読めば読むほど日本の刑務所とは違っているように思えます(たぶん)。
イギリスでは受刑者はカテゴリーAからDに分類されてます。
カテゴリーAは逃亡を可能とする資金を持ち暴力的で危険な受刑者、カテゴリーBはそれ以外の暴力的で危険な受刑者、カテゴリーCは再犯者や重罪ながら非暴力的な受刑者(大半の受刑者はここに分類)、カテゴリーDは初犯で暴力行為の履歴のない受刑者のことを指すそうです。カテゴリーDの受刑者を収監する刑務所には開放型のものもあり、毎日塀の外で働く事も許されているとか。
当然、ジェフリー・アーチャーはカテゴリーDに分類されて当然なのですが、濡れ衣の告発の影響で、カテゴリーCの分類のままで扱われます。
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イギリスの元国会議員にして、ベストセラー作家であるジェフリー・アーチャーが偽証罪に問われ実刑判決を受けたことは記憶に新しいと思います。
実際は偽証罪といっても非常に些細なものであり、通常では裁判にすらならないような嘘(訳者あとがきに記載)であるのですが、恣意的な判事や濡れ衣を着せようとする者などにより、不幸にも収監されてしまいます。
この本はまさにタイトル通り、ジェフリー・アーチャーが殺人や麻薬の売買等で収監されている囚人たちと共に過ごした獄中記です。
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たまには笑える本をと思って買ってみました。
正解でした。面白い!笑えます。
舞台は静岡県のお嬢様学校。
理科の先生を務める編者が生徒達に出した自由研究。その内容は、真面目なものから思わず吹き出してしまうようなものまで各種様々です。
続きを読む "女子中学生の小さな大発見/清邦彦" »
第5回日本SF新人賞受賞作です。
火星殖民が始まった近未来、クローンである主人公、キョウイチはユンと出会う。次第に彼女に惹かれていくキョウイチ。でも彼女は恋人であるマークと火星に旅立つ。
半年後、1世紀はかかると考えれていたテラフォーミング(火星環境改造)は、あっという間に終了し火星は緑の惑星となった。と、同時に反乱が起った。
火星緑化の原因は?火星反乱の行方は?そしてユンとマークの行方は?
キョウイチは火星に向かう。
続きを読む "夢見る猫は、宇宙に眠る/八杉将司" »