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2004年05月 アーカイブ

2004年05月05日

SEのフシギな生態

 失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条 というサブタイトル通り、プログラム開発のSEとして働いていた筆者の失敗談や不条理な業界の内情をマンガとエッセイで綴っている本です。マンガの部分だけを読んでも状況がわかるし、さらに突っ込んだ部分はエッセイで書いてあります。
 それを見ると...同じやねぇー、ワタシの状況と...
私はプログラム開発をしてる訳でもないし、いわゆるSEではないんだけど、同じ技術者として営業と一緒にお客さんのところへ行ったり、PM(プロジェクトマネージャー)的なことをしてるんで、ウンウンと頷くトコ非常に多し!そうなんだよなぁーと思ったり、こんなヘマしねぇぞと思ったり(そんなこと言ってるとわが身に降りかかったりするんですよね...)
 あまりに身につまされる話ばっかりで、是非これから社会に出ようと思ってる理系の学生に読んで欲しい本です。ちなみに著者はHPを開設しており、その作品の一端をみることができますよ。


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SEのフシギな生態

きたみりゅうじ 著
ジャンル ノンフィクション
出版 技術評論社
254ページ
価格 1,554円

2004年05月07日

キャンプシーズン到来!

 GWは新潟県の六日町にキャンプに行ってきました。
 ほぼ毎年のようにキャンプシーズン開幕のGWには六日町の五十沢キャンプ場でキャンプをします。ここ五十沢は、昨年のNHKの連ドラ こころのロケ地となったそうですが、TVの無い我が家はちっとも知りませんでした。このキャンプ場がいいのは、六日町ICから近い、ICのそばにジャスコがあって買い物が楽なこと。その上、比較的ひっそりして、人が少ない点ですね。
 4/30日の昼に千葉を出て、首都高/外環を抜けて関越へ。まだGW初盤の平日とあって都内を抜けるのに2時間近くかかりましたが、関越をぬあわkmで走って4時間程でキャンプ場に4時ころ到着。オートキャンプサイトには人がちらほらですが、吊橋を渡って荷物を運び上げる普通のキャンプサイトは誰もいません。貸切状態!(まあ荷揚げが大変だから、人が少ないんだけどね)今回はココに3泊する予定です。ちょうど今時分はブナの新緑が眩しくて綺麗です。


 設営が終わったら温泉へ。今までは湯沢にあるアクエリアという日帰り温泉に行ってましたが、キャンプ場からちょっと遠いので、今回は初めて六日町温泉にある清流館へ行きました。ここは広くはないですが、ジャグジーに薬湯、超音波風呂にスチームサウナ、遠赤外線サウナといろいろ種類があって楽しめました。サウナの中にはウチに無いTVがあるし、超音波風呂に入れば座っているだけで運動したのと同じ効果だとか(笑)
風呂に入ってリラックスしたら、(キャンプなのに)予約を入れておいたお店へ夕食を食べにいったのでした。

六日町の八重桜@<桜.BLOG>

 GWにキャンプに行った新潟県の六日町。
新潟だとはいえ、既にソメイヨシノは終わり。
八重桜があちこちで咲き誇ってました。
遠くに見える山並みには残雪...
雪の残る山と八重桜、非常に映えます。

桜.BLOGもあと3日


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2004年05月08日

世界の中心で、愛を叫ぶ

 まもなく映画が封切られるこの話、とうとう二百五十万部を突破して、ノルウェイの森を抜いて歴代1位の発行部数だとか。韓国でも映画化の話もあるというこの話、この読書発電所でも、読了直後の初秋に読後感を書いてみましたが、ついたコメントは賛否両論。昨年に読んでからだいぶたったているので、そんな意見も頭に入れて再読してみました。
 その感想は...やっぱ良いです。愛していた彼女を亡くした主人公の喪失感、彼女がいなくとも流れていく月日、そして彼女と過ごしたあの夏。描写がすばらしいと思います。
ただ否定的意見にもあったように文章が軽く、奥行きが無いのは否めません。読み返せばまた新たな発見があるような文章ではないのは確か。でも軽い文章だからこそ、素直に感情移入できるのでしょうね。普段本をあまり読まない人にお勧めかな?逆に読み込んでいる人にとっては物足りなさを感じる人が多いと思います。
 最近、ジェットコースターのようと揶揄される、見逃すと訳が分からなくなってしまう連続ドラマや複雑な人間関係のモノから、シンプルな、ある意味古めかしいと感じるくらいの純粋なラブストーリーが見直されてきている気がします。冬のソナタのような韓国ドラマが流行っているのは、そんな理由からのような気がします。
 まあ、もはや恋愛小説にときめく歳でもないオヂさんが言うのも...という気がするけど(苦笑)

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世界の中心で、愛をさけぶ

片山 恭一 著
ジャンル 小説
発行 小学館
四六版 210ページ
価格 1,400円+税

小宮山初勝利!

 マリンスタジアムにロッテ戦を見に行ってきました。
4月の滑り出しでは単独首位を走っていたはずが、いつの間にかに最下位。黒木も復活しても打線が追いつかなくてはねぇ〜。今日は小宮山が先発。風薫る五月の日差しの中で、ビールが旨い。
それほど野球ファンではなく、むしろプロ野球なんて今まで全く見てなかったのにロッテファンになってしまったのは、マリンスタジアムが近所だから。 デーゲームの日差しの中で、仕事帰りのナイトゲームで、風に当たりながら呑むビールは格別ですね(ほとんどビヤガーデンのノリ)。
マリンスタジアムにも屋根をつけてドーム化しようという話があるそうですが、絶対反対です、ビールが不味くなるから。
 さて試合の方は小宮山が巧みなピッチングで7回を投げ、ベニーのホームラン、フランコのヒットで3点を取って勝利。

小宮山はロッテ復帰後の初勝利だとか。
でも李は打てないなぁ〜。もうちょっと頑張って!

2004年05月09日

欅苑

 キャンプの初日は外食!?です。
八海山の麓ににある昔、庄屋だったという民家を利用したお店、欅苑に出かけました。ここはここいらの本家の本家だったというだけあって家も立派です。立派といえば名前の由来となった大欅、樹齢千五百年余りだとか、スゴイですね。


食べに行ったのは夜でしたが、迷わないよう昼のうちに下見をしてきました。


大欅

通された和室でまずは抹茶とお菓子でおもてなし。窓から例の大欅が見えます。
しばらくしてお膳が運ばれてきます。始めのお膳は筍のお吸い物とホタテの酢味噌和え他2品。
風呂上り、ビールで喉を潤しながら、旨いものを食べる。だんだん上機嫌になっていくのが自分で分かります。


始めのお膳

次のお膳は山菜のてんぷらと胡桃和えなど。お恥ずかしながらなんの山菜を食べているのか、ちっとも分かりません。聞いたのですが忘れてしまいました。覚えているのは美味しいかったことだけ。


次のお膳

 唯一覚えているのがあけびの新芽。ほろ苦くてなかなか美味。苦味も立派な味覚ですよね、ビールが無くなった時点で日本酒を注文。ココはすべて四合壜で出すそうです。嫁さんは飲めないし、しかも呑んじゃいけないドライバーだし、どうしようかな?と思いましたが、余りは持ち帰りもOKだそうなので、〆張鶴を注文(→雪でした)。なぜか地元の八海山は無し。
岩魚の塩焼きや、胡麻豆腐、自然薯の海苔巻きなどを食べながら日本酒を呑む。日本人で良かったと思う瞬間です。シアワセ、幸せ。
 最後は筍ご飯で〆。さすが魚沼地方、ごはんが美味しいです。動きたくないなぁ〜と思いながらキャンプ場へ帰っていったのでした。

おまけ

欅苑に居たニャンコ。

春の終わりに...そして新しい季節へ@<桜.BLOG>

 あれはまだ肌寒い2月の中旬のこと、一通のメールを受信しました。
それはうみさんからのメール、そこからすべては始まったのでした。それは桜を題材にどこまでトラックバックで繋がることができるか、そして軽いMyblog JAPANジャックをしようというもの。 面白そうだとさっそく参加表明。はじめは10サイトあまりの参加表明が、バナーをつくる人、専用サイトを作る人も現れ、あれよあれよと3/1のスタート時点では49サイト、そして今はなんと111サイトに!

 正直、私が昨年MOVABLETYPEを使ってHPを立ち上げたのは、「簡単にHPの更新ができる」 そういうBLOGの特徴のたった一つを利用していただけでした。それまで自分自身、トラックバックをしていませんでしたし、受け入れるようにもしていませんでした。けれど、桜.BLOGに参加することを決め、トラックバックを受け入れる設定に変更したら... どんどんBLOGの輪が広がる!トラックバックをさしつさされつ、コメントを書きつ書かれつ、いやー面白い。改めてBLOGの力を実感しました。

 そしてうみさんのメールから約3ヶ月、立夏を過ぎて桜.BLOGも終わり。あの頃ようやくほころびはじめていた、早咲きの河津桜の樹にも、こんなにさくらんぼが実りました。

 桜.BLOGに参加したこと、そのことによって収穫できたもの、それはなにより皆さんのBLOGと色々交流できたことです。むろんこれが最後という訳でなく、これからも皆さんのサイトにお邪魔したいと思いますし、是非、読書発電所にも遊びに来てください。

 最後になりましたが、桜.BLOGのサイトデザインをされた皆さん、バナーを作ってくださった方、そしてなによりもこのような楽しい企画を立ち上げ、そして連絡係を務めて下さった(決して連絡だけでは済まなかったと思います) 静かに燃える海のうみさん に心から感謝の意を表したいと思います。

うみさん、そして皆さん
3ヶ月間楽しく過ごすことができました。
ありがとうございました。

2004年 春の終わりに yomikaki@読書発電所

ps.ちょっと渋くてすっぱかったこのさくらんぼ、種を蒔いてみようと思います。
ひょっとしたら来年育った姿を見せられるかもしれません。


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2004年05月11日

立夏を過ぎて

 桜.BLOGも昨日で終わり。
今年はいつになく桜が咲き誇っていたような気がします。

 立夏を過ぎて暦上はもう夏。
通勤に使う駅には昨年同様、ツバメが巣を作り始めました。
これから卵を産み、雛を育て、そして巣立っていく。
新しい季節がもう始まっています。


よりによってスピーカーの上です。うるさくないのかな?

そして夏に向けて

 ここ数年、種を植えている朝顔。
今年も種を蒔きました。一昼夜水に浸して芽が出たのを鉢に蒔きました。

そして...
昨年はたっぷり種が取れたので、残りの種を近所の公園にひそかに蒔いてきました。
土が固いのでうまく根付くかどうか知りませんが順調に育てば、公園のフェンスに朝顔の生垣ができるでしょう(笑)

ps.さくらんぼの種も一緒に蒔きました。

2004年05月12日

ダッチオーブン

 キャンプでのメインイベントと言えば、やっぱりご飯作りでしょう。みんなでワイワイやりながら作るご飯。美味しいですよね。

今回は初日は外食!?したので、
  二日目:パエリヤ&バーベキュー
  三日目:鯛の塩釜焼き&スパゲティ、各種スモーク
を作りました。そのうちパエリヤ、鯛の塩釜、スモークはダッチオーブンで作りました。
いやーでも火加減が難しいですね。

 パエリヤは以前普通のフライパンで作ったことがあるのですが、その時は芯が残ってしまいました。だもんで今回は、ダッチオーブンで蓋をして圧力をかけ芯を無くすとこまでは旨くいったのですが、その後水分を飛ばすのに失敗して、ちょっと柔らかめ&底の方は焦げ焦げになっちゃいました。でも焦げ焦げの部分を除くと美味しくできました。水分を飛ばすときは上から加熱すればよかったかな?とちょっと反省。


米を透き通るまで炒める!

 逆に鯛の塩釜は始め下と上から加熱してたのですが、ちょっと火力が弱かったので途中から痺れを切らし、上に炭を置いてガンガン加熱。逆にそれが良かったのか、こいつは大成功でした。


上から加熱!


塩釜を割る!

 パエリヤにしろ塩釜にしろ、やっぱり上からの加熱をコントロールするのがポイントなんですかね?
 さてスモークの方はタコ、チーズ、ハマグリ、つぶ貝、卵そしてししゃも。考えてみれば当然なのですが、チーズは皿の上に乗せてなかったのでドロドロ。でもコイツは旨かったですよ。
タコとハマグリは冷えてから食べたのが敗因、あまり美味しくなかったです。そしてししゃも。ししゃもはちょっとスモークかけたらいい色に。でも引き上げるタイミングがつかめずやりすぎでいがらっぽいものになっちゃいました。


スモーク 第1回 チーズドロドロ


スモーク 第2回 ししゃも

ps.そういえば、なんてことは無いアスパラの炭火焼きが一番美味しかったです。

2004年05月13日

サラ金会社の夜はふけない

 先日、占いでお金持ちセンス判定をしたら石油王クラスだったので、スイス銀行体験記という本を読んで来るべき将来に備えてましたが、同じ金融機関でもお世話になるのはコッチの方が可能性が高いだろうということで読んでみました。
 まあ、いわゆる業界の暴露本ですね。サラ金会社に勤めていた筆者が体験した、お客の与信方法についてや、逃げ回る多重債務者、へんてこな社員、結構笑えます。無人融資の機械に映し出される人間模様なんかは大爆笑でした。
 幸いにしてまだお世話になったことはありませんが、もし借りにいくことになったら思わずこの本のことを思い出して、店内をきょろきょろ、そしてにんまりしてしまうかも...(そんなことしたら貸してもらえないか?)

サラ金会社の夜はふけない

ほのぼの 湖太郎 著
ジャンル ルポルタージュ
出版 第三書館 
265ページ
価格 1,260円

2004年05月14日

つばめ

 いつも使う駅に今年もつばめが巣を作った話を書きましたが、昨日つばめの巣は一つでないことに気がつきました。それらしきものは全部で5つ。どうも卵を産み付けるまでは巣を空にすることもあるようですし、巣作りの途中で放棄することもあるみたいなんですが、どうもそのうちの二つ三つは確実に住民が居るようです。
 人家につばめが巣を作るのは、人がいるせいで天敵の蛇やカラスを追っ払えるからと聞いたことがありますが、電車の騒音は気にならないんでしょうかね?


ダンボールは駅員さんが糞が下に落ちないようにとおいたものですが、
ちょうど良い止まり木になっているようですね。
巣の中にもう一羽いるのがわかります?


こちらは駅の改札の向かいにあるお店の入り口。
客の頭上の本の1mほど上です。さすがにココは放棄かな?

記念撮影@<桜.BLOG>

桜.BLOGで使ったjackalさんの桜map、記念撮影ですよ。
マークしていない人はさあ、マーク!

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最後の記念撮影

桜の開花云々は抜きにして、再度「桜map」へマークをお願いできませんでしょうか?
皆さんの足跡(桜跡)を是非お残しください。
記念撮影は5/19に予定しています。
日本地図が桜で再度埋まることを願って・・・

jackalさん@d-s-j from <桜.BLOG>


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2004年05月15日

しろつめ草の花が咲いたら

 天気がいいので近所の公園へ。
そしたら、辺り一面にしろつめ草の花が咲いてます。
ところどころ、あかつめ草。
ラスカルはいないけど。

どこからか蝶も飛んできて
気持ちのいい季節になりました。

2004年05月16日

芽が出た

 先日蒔いた朝顔の種、たくさん芽がでました。
中には固い種の殻に引っかかって、双葉が開かないヤツもいます。
これから間引くんだけど、ちょいと躊躇してしまいます。だって、せっかく芽が出たのにね...


ウチのベランダはあまり日がささない(ほとんど午前中のみ)ので、ちょっとヒョロながくなってしまいました。
これから朝夕の2回、日が当たる位置に異動せにゃならぬかな?

浮世絵花盛り

 千葉市美術館浮世絵花盛りを見に行ってきました。渓斎英泉(けいさいえいせん)の浮世絵を中心とした第一部と寺島文化会館コレクションを中心とした肉筆浮世絵の第二部とに分かれてます。

 栄泉の浮世絵は一枚の版画の中に、いわゆる美人画とそのうしろに小さく江戸の名所の様子を描いた小さなものがほとんどです。今でいう所の週刊誌のようなものだったんだろうな、って思わせます。今の週刊誌も300年後には...そんなことは無いか。
 浮世絵がヨーロッパでジャポニズムを引き起こし、いろいろな作家に影響を与えたという話は有名ですが、ここでもゴッホが模写をしたという元の花魁の絵とゴッホの模写のレプリカとが飾ってありました。
 そのほかに気にいったのは「後朝の別れ」。これは朝、遊郭の遊女がひいきの旦那に羽織を着せようとしえいる様子を描いたもの。旦那は絵の中には登場せず、遊女だけを描いてます。なんかせつなくていいなぁと感じました。

 第二部では肉筆浮世絵だけあって、どれも色合いがキレイです。300年ほど前のものとは思えないほど。肉筆になると茄子や芋を描いた北斎の静物画もあって、こんなのもあるんだ、と認識を新たにしました。ここで気に入ったのは伝河鍋暁斎の「絵手本習作」。これは明治の作品ですがねずみや猫がユーモラスにかかれていて、ほほえましいものでした。


渓斎英泉 今ようすがた 懐紙を持つ美人

2004年05月17日

ネクサスリゾート part 1

 ボルネオ旅行、結構だらだらと書いてますが、そろそろ追い込みに入らねば...(苦笑)

 ボルネオで宿泊したホテル、ネクサスリゾート カランブナイはコタキナバルの市街から車で30分強。ここに泊まるなら、街にでるのも億劫なのでほとんどホテルで過ごすようになります。(あちこち頻繁に出かけたい人はあまり向かないでしょうね)
 となると、重要なのがホテルのファシリティ。今回はホテルの中の様子を書いてみたいと思います。まずはメインエントランス/ロビー(2階)のある建物。この建物は前回書いたように、ボルネオ建築の特徴ある大きい屋根があるもので、車寄せのある山側と海に向いている側と二方向に大きく開けてます。

海側からみるとこんな感じ。
このメインの建物はこの屋根のある部分だけでなく、両翼がありそこにレストランやバーが集まっており、また目の前にプールがあります。

そしてメインの建物の右側(海に向かって)にホテル棟(3棟くらいだったかな?)があり、そのホテル棟の裏にスパとジムがあります。

ヴィラ棟はメインの建物の左側。
ロイヤルヴィラなんかはどうなっているのかわかりませんが、こんな感じです。

 

 ホテル棟の前はラグーン、ヴィラの前は子の木の生えている芝生広場、メインの建物はプールそしてヴィラ同様の椰子の木の生えている広場を越えると浜辺となります。

 

浜辺にはこんなマッサージハットがあり、海を見ながらマッサージ(リフ レクソロジー)をやってもらえます。そこだけでなく、そのへんのデッキチェアに居てもマッサージしてもらえるようですが...
浜辺でゴロゴロしてると昼前にプールサイドのバーからランチの注文を聞きに来ます。浜辺で一日中ゴロゴロすることも可能ですよ。

 今回は行きませんでしたが、ホテルの敷地内(ロビーから無料シャトルバスで5分ほど)でラグーンハウスというところがあり、そこで各種マリンスポーツができるようです。
(part 2に続く)

2004年05月18日

新庄!

 我が千葉ロッテマリーンズは何処で足を踏み外したのか、いつの間にやら最下位...
今シーズン観戦成績(見に行った試合の成績)3勝0敗の私が応援に行って渇を入れねば!と会社の残業もそこそこにマリンスタジアムに駆けつけました。

 いやーそれにしても今日は風が強い。バックスクリーンの風速表示は7〜9m。
いつも風が強いマリンスタジアムですが、今日は格別に強いです。
急いで海浜幕張から駆けつけたので、始めのうちはビールが旨い!って感じが、だんだん凍えてきてきました。到着直後は4対0で勝っていた試合の方も、体が冷えてくると同時に試合もやばい展開に。
 同点に追いつかれた7回の裏、フランコのホームランで突き放し、ほっとしたのもつかの間でした。最後の9回の表に逆転されちゃいました。うーん。送りバントを2塁に送球してアウトにできなかったのが痛いですねー。結局試合はそのまま負け。

 まあ、9回には新庄が代打で出て、豪快な空振り三振も見れたからヨシとするか。
新庄って、やっぱ華がありますよね。野球の才能はともかく(オイオイ)出場するだけで盛り上がります。


踊る新庄


空振り新庄

2004年05月19日

OUT

桐野夏生さん「OUT」、受賞逃す 米エドガー賞

米国ニューヨークで29日夜(日本時間30日午前)、第58回エドガー賞授賞式(アメリカ探偵作家クラブ主催)が開かれ、英国イアン・ランキンさんの「Resurrection Men」(邦題「甦る男」早川書房)が最優秀作品賞に選ばれた。日本人として初めて最優秀作品賞にノミネートされていた桐野夏生さんの「OUT」(英文版、講談社インターナショナル)は受賞を逃した。 4/30t付 朝日新聞より

ということで、読みました、OUT。

 コンビニの弁当工場で夜パートで働く主婦4人。夫や子供とすれ違いになる夜のパートに出ているのは夜のパートの方が給料がいいから。夜働くから、夫や子供など 家族とすれ違い。いやむしろすれ違いになることを望んでいるのかもしれない。
この主婦4人はとりわけ親しい訳でもなく、ただパート先で一緒になっているだけ、むしろ性格の違いからお互いさげずんでいたりする。けれど、そのうちの一人が口論の末勢いあまって夫を殺してしまったことから、四人は...

 いやー、人物描写が見事ですね。鬱屈した主婦の心情描写が見事です。なもんで、登場人物が鬱屈している分、全般的に雰囲気が暗い。ただ雰囲気が暗いけど、読み込ませるような文章力があります。まあハードボイルドってこんな感じですよね。
ただねー、読み終えて、なんかいまいちすっきりしないって感じを受けました。

 ところで、冒頭にも書いたようにアメリカのミステリー賞であるエドガー賞にノミネートとのことですが、ミステリーってどういう定義(意味)なんですかね?探偵や刑事が出てきて、なんてことは言いませんが、謎解きがあるのがミステリーと思ってたけど、違うのかな?まあジャンルなんてどうでもいいと言えばいいのだけど。


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アウト

桐野 夏生 著
ジャンル 小説
発行 講談社
四六版 447ページ
価格 2,100円

※文庫版(上)(下)もあり

2004年05月21日

晩御飯

 今日は嫁さんが呑み会なので、大丸で升本のすみだ川を買ってきました。1,260円也
今月は浅利ごはんと茶飯のどちらか、今回は浅利ごはんを選択。お店の販売のおじさんが嬉しそうに「この浅利鍋と同じですよ」と本店(割烹)のあさり鍋の様子まで説明してくれる。最近TVでも紹介されたらしく、すみだ川目当てに来る人が多いとのこと。おいしいからね。
 家に帰ってとっておきのギネスを呑みながら、弁当をつっつきました。あーシアワセ。

2004年05月22日

お酒

 うちにはお酒がたくさんある。決して、嫌いじゃないんでいいんだけど、いろいろな種類をチョコチョコ呑んでいるので沢山の酒瓶が...いったい何本あるのだろうと、ふと思い立ち、写真を撮ってみました。

奥の列左から、紹興酒、焼酎、カンパリ、アクアビット、ジン、ラム、ドライシェリー、ワイン、シャンパン
中の列は左から、コニャック、ラム、カシス。前列はビールね。

 もちろん料理酒は入れてないんだけど、それでも12種。ちょいと多いかな?
普段は缶ビール1本か、焼酎、カンパリオレンジ、ジントニックを1杯、調子に乗るともう一杯。
でも呑むのはそんなもん。普段はそれ以上はよほどのことがないと呑みません。そのほかのハードリカーを飲むのは休みの日かな?そう毎週呑んでないけどね。(たぶん...)

 やっぱり、ビールばっかりじゃなくて色々呑みたいしね。
ラムは時々ストレートで呑みます。ラムのビンテージって結構美味しいし、安いから。でもなかなかビンテージものって手に入りません。海外に行った時か、成城石井まで買出しに行きます。呑み比べたいから空けてしまう前にもう一本買ってしまいます。本当は4本くらい並べたいんだけどね。

 アクアビットはスウェーデンのお酒、まあジャガイモの焼酎にジンのように香草でで香りつけしたもの。キリリと冷やして(凍らせるほど)ストレートでぐいっと呑みます。

 カシスは白ワインで割って、キールに。こうしてみるとカクテル系が多いですね。

 焼酎は壱岐。最近は焼酎ブーム、いろんな種類を呑めるようになりました。こいつはいつもロックで呑んでます。私もさ最近、色々な種類を呑み始めましたけど、あまりお店では売ってないですね。飲み屋で呑むほうが種類があるかな?
こいつはららぽーとの焼酎専門店で買ってきました。本当は耶麻美人が欲しかったんだけど、売ってなかったんで... どこかに売ってないかなぁ〜

ps.日本酒が無いのはたまたまです。嫌いなわけじゃないですよ。

2004年05月23日

残念

 昨日、ネットをぷらぷら見ていたら、なんと本日の予告先発は黒木!
という訳で、雨こそ降らないものの寒い中マリンスタジアムに出かけてきました。チケットは近所のチケットショップで内野自由席券(2階)を売ってたので安くGet!ラッキー。
 やっぱり黒木が投げるとあって寒い中、観客は結構入ってます。でもこんなに寒いとビールの売れ行きが悪そう。売り上げに貢献しなくてはと(←たんなる言い訳)ビールを購入。でもまあ先日と違い、風が無いだけマシかな?
 試合の方はロッテが先取点。黒木は結構いい調子。相手打者をきっちり押さえてます。そういえば黒木が投げているのを見たのは初めてかもしんない。

6回を投げた時点で交代。そのとたん点を入れられて同点、勝ち投手の権利はパー。かわいそうにね、白星はお預け。試合のほうは追加点を入れてロッテの勝ち。
やっぱ、黒木のお立ち台をちょっと見てみたかったですね。

記念撮影@<桜.BLOG>

 jackalさん桜MAPの記念撮影、アップされました。どうもお疲れ様でした。
こうしてみると本当に日本列島の南から北まで、いろいろなところの桜が見れた訳ですね。スバラシイ!

結構、北海道の方いたんですね。
もう少し北海道の桜、もう少しゆっくり見たかったですね。
また来年。

2004年05月26日

イエスの遺伝子

 主人公、トム・カーターは遺伝子学者。
彼の発明した遺伝子解析システム ジーンスコープは人間の遺伝子を、まるでスーパーにおけるバーコードのように読み込める。その発明によって彼はノーベル賞を受賞することができた。しかし同時に人の遺伝子を解析するという行為は神を恐れぬ不遜なこととして、狂信的キリスト教集団に命を狙われることなり、ノーベル賞受賞式で妻を殺されてしまった。妻はテロリストに命を奪われたが、一方で妻の死により遺伝性の腫瘍が一人の娘にも発症することがわかった。残り時間はあとわずか、その時トムは...

 ひとことで言うと、インディ・ジョーンズとミッション・インポッシブルとを掛け合わせたような小説です。つまり映画化されたときの状況が実に浮かびます。その上「こんなのいくら小説だとは言えありえないようなぁ」というB級映画のような安っぽい記述(シーン)があったりします。だからこそ、よけい映画っぽいんでしょうね。
そういった部分は目をつむるとして、話の筋はよく練りこまれており、面白かったですよ

 この作品は1997年に発表され、舞台設定は2002年と、もう昔の話となってしましたが、今、近未来小説として読んでも違和感ありません。現実のバイオインフォマティックスの分野では、昨年4月14日にヒトゲノム計画によりの解析が終了しました。そのプロジェクトが大きく前進したのは、セレラ・ジェノミクスというベンチャー企業がスーパーコンピューターを駆使して解析したと報道されています。まさにトム・カーターのジーン・スコープさながらです。
 ただ解析が終了したといっても、読み取りが終了しただけで、DNAのどの部分が遺伝情報としてどういう意味を持つのかは、今まさにコンピュータで解析を行っているようで、まあまだジーン・スコープのようにはいかないようですね。

 この話、ビジュアル的に派手なシーンがたくさんあるなあと思ってたら、すでにディズニーが映画化の権利を買っているそうです。おそらく小説で読むより映画で見たほうが楽しめると思う話です。早く映画化されないかなぁ?

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イエスの遺伝子

マイクル コーディ 著
ジャンル 小説
発行 徳間書店
四六版 510ページ
価格 1,890円

2004年05月28日

ネクサスリゾート part2

 前回で大体のホテルの敷地内の様子を書きましたが、敷地内には色々な植物が植えられています。
例えば...

   
蘭にハイビスカス(赤)

  
ハイビスカス(白)に蓮(ロータス)

といった感じです。もっとこのほかにも色々な花が咲き乱れてますが、名前がわからないのと撮った写真がピンボケだったので省略です(笑)
 
 さて旅行における楽しみの一つには食事がありますよね。ホテル内で夕食をとれるレストランは、ブッフェスタイルの店が2軒と普通のレストランが2軒あります。今回の旅行では全部の店を回りました。
 気軽に行って楽しめるのがブッフェの店、キングフィッシャーとペニューです。なんといっても値段が安いし、料理を見ながらとって食べれるというのは安心感があります。キングフィッシャーがアジア色(マレーシア料理・中華)濃く、ペニューは比較的ヨーロッパ系といった感じです。ペニューではブッフェ以外のオーダーもできるようです。

 残りのレストランは中華と地中海料理。ブッフェの店は気軽な分、家族連れが多くざわざわとしていますが、残りの2軒では家族連れは皆無なので静かに食事をとれます。中華の店の名前はノーブルハウス。やはりブッフェに比べると、ちょい値段が高めです。片言の日本語を話す男性(店長さん?)が居て、オススメメニューを教えてくれます。

 そしてメインダイニングのオリーブ。ここはメインダイニングだけあって、ちょっとフォーマルな感じの地中海料理の店です。店の雰囲気から言ってTシャツ、短パンで行くようなとこではありません。高級リゾートって訳ではないのでネクタイ着用とは言いませんが、ちゃんと襟のあるシャツにスラックス、女性はワンピースあたりに着替えて行った方がいいですね。値段はもっとも高くて一人4〜5千円ほどだったかな?でも地中海料理というだけあって、オリーブオイルとハーブをうまく使っていて美味しいし、なによりゆっくり落ち着いて食べれます。デザートに頼んだアップルタルトは、注文を受けてから焼くので十五分ほどかかるとのことでしたが、オススメの一品です(嫁さんのを少しもらっただけですが...)。
 ウェイター等も一番しっかりしてサービスもスマートですね。 ただBGMがちょっと惜しかった。いや選曲はいいんですよ、私も好きなダイアナ・クラール(ジャズボーカル)ですし。ただね、同じCDを繰り返しかけるのはカンベンして欲しいですね。他が良かっただけにちょっと残念でした。(まあ、長居したせいもあるんでしょうけど。3回聞いてしまいました)

次回 part3で終りです。

2004年05月30日

ネクサスリゾート part3

 さてここには、スパ&マッサージがあります。スパがあることをネクサスに滞在することに決めた理由の一つにあげる人は多いのではないでしょうか?今回は最終日の出発が夜だったこともあり、レイトチェックアウトしてエクストラチャージを払うのも馬鹿らしいので、朝クロークに荷物を預け、昼ビーチでのんびりした後の夕方、スパで汗を流し、そしてマッサージをしてもらいました。

 スパは男女別、シャワーとドライサウナ・スチームサウナそしてジャグジーがあります。マッサージを申し込むとスパにも入れます。スパで汗を流してからマッサージという訳です。マッサージは事前に予約が必要なので嫁さんと二人で、ボルネオマッサージというオススメコースを申し込みました。
 汗を流したあとバスローブにを羽織って待合室で待っていると、カップル用の部屋へ案内されます。部屋の中は薄暗くしてありバスローブを脱がされ、マッサージ台の上で裸にされます。脱がす時タオルをかけますので完全な裸ではありませんが、施術してもらう人は女性なので、オヂさんとしてはちょっと気恥ずかしいものがあります。
 頼んだボルネオマッサージはいわゆるオイルマッサージです。オイルをたらし、揉むというよりさするといった感じです。エステなんぞいったことないですが、よく雑誌とかTVで見てるとこんなもんなんですね?
 マッサージの受けた感想はというと、指圧のように揉みほぐす訳ではないので気持ちいいーって感じではないのですが、なんとなく体が軽くなった気がしました。一番の効果は日焼けで結構肌がヒリヒリしてたのが、ぜんぜんダイジョウブになってしまったことです。私の場合すぐ肌が赤くなるタイプなので、今回の旅行のようにあそこまで焼けてしまうといつもしばらく尾を引くのですが、マッサージを受けた今回はそんなことはありませんでした。


ホテルの照明

 さて今回の旅行は、滞在したネクサスリゾートの敷地から出ませんでした。けれど値段とサービス、食事等を考えると非常にコストパフォーマンスがよく満足でした。また行ってみたいものです。(アマンリゾートも行ってみたいのはもちろんですが、値段を考えるとね)
 ちなみにネクサリゾートの客層は?というと、私が行ったときはあまり偏ってませんでした。オーストラリア人、フランス人、ロシア人もいましたし、東洋系は中国人、韓国人、そして日本人はちらほらですね。団体客の比率は1/4くらいかなぁ。あとは家族連れとリタイヤしたと思われる人たちです。団体客は昼間はホテルにいないので、ホテル内でのんびりできますよ。
なによる日本から直行便で行けるのは大きいですね。

 今回の旅行について、長期間に及んでだらだら書きましたが、今回でコタキナバルの旅行については終わりです。以前いった北欧の旅行等もいつか書いてみたいと思いますが、この調子だといつになることやら(笑)

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